鶴岡東の新エース・池田、変化球キレ万全 高松商打線に「連打をさせない」

ブルペンで投げ込む鶴岡東のエース・池田(カメラ・小林 泰斗)
ブルペンで投げ込む鶴岡東のエース・池田(カメラ・小林 泰斗)
ティー打撃を行う鶴岡東・丸山
ティー打撃を行う鶴岡東・丸山

 全国高校野球選手権(甲子園)できょう9日、東北勢3校が初戦に臨む。高松商(香川)と対戦する鶴岡東(山形)は8日、大阪府内のグラウンドで調整した。今大会から1番を背負う地元・山形出身の左腕、池田康平(3年)は「0を並べていけるようにしたい」と闘志を燃やす。仙台育英(宮城)は笹倉世凪(せな)と伊藤樹の1年生投手2人が、聖地初登板へ意欲。花巻東(岩手)は相手左腕攻略へ、左打ちの田村陽大(はると)内野手(2年)が勝利の鍵を握る。

 力強い直球とキレよく曲がる変化球が、勢いよくミットをたたいた。ブルペンで池田は、直球、スライダー、カーブ、フォーク、チェンジアップの持ち玉を丁寧に投げ込み最終調整。「変化球のキレが良かった。調子はいい。気持ちも入ってます」と自身初の甲子園マウンドへ心を躍らせた。

 山形大会で背番号9だった池田が、甲子園で背番号1を任された。県大会では3試合に登板、先発や救援でチーム最長の12回を投げ2失点に抑えた。決勝戦では最終回に登板し、自己最速の139キロを連発し優勝投手に。「1番をもらって、信頼が得られたことがうれしかった」と池田。正捕手の大井光来(3年)も「春から夏にかけて大きく成長した。一番安定感があると思う」と期待する。昨夏ベンチ外だった池田の成長で投手力の厚みは増した。

 県大会では6投手が登板し勝ち上がった。その中でも池田と186センチの長身からダイナミックに投げ込む左腕・影山雄貴(3年)、テンポの良い投球が売りの右横手投げの相川陽(3年)の3人が核を担う。初戦に向けて池田は「先発、リリーフでもどちらでもいく準備をしています」。山形大会全5戦で63安打50得点と強さを見せた打撃陣も好調。甲子園でも投手陣と一緒に試合を作る。

 初戦の相手は今春センバツ出場校の高松商。エース左腕・香川卓摩(3年)は165センチと小柄だが140キロを超える直球で三振を重ねる。粘り強い打線も強敵だが、池田は「打線はつながると火がつく。連打をさせないようにしたい。味方はたくさん点を取ると信じている」と気を引き締めた。エースとして大舞台で更にたくましい姿を見せる。(小林 泰斗)

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