星稜・奥川が最速153キロで3安打完封の好投「反省すべき点の方が多い試合」、「目標は0点」…一問一答

スポーツ報知
力投する星稜・奥川恭伸

◆第101回全国高校野球選手権大会第2日 ▽1回戦 星稜1―0旭川大高(7日・甲子園)

 今秋ドラフト1位候補右腕の星陵・奥川恭伸投手(3年)が7日、初戦の旭川大高戦に先発。初回にこの日最速の153キロを計測して3万人が集まった甲子園をどよめかせると、3安打無失点、9三振の完封勝利で初戦を突破した。94球の省エネ投球で、甲子園大会での「令和初完封」も手にした。試合後の奥川の一問一答は以下の通り。

 ―初戦を突破して

 「まず初戦が一番大事ですし、初戦をしっかり勝ち切れたと言うことに関しては、よかったかなと思います」

 ―投球を振り返って

 「まだまだ状態も上がってくると思いますし、風に助けられた場面もあったりとか、反省すべき点もまだたくさんあるので、今日の勝ちに満足することなく、また次に向けてこれからの時間の使い方を大切にして、次戦もっといいゲームが出来ればなと思います」

 ―9回1死で持丸の右飛はヒヤリとしたが

 「あれも危なかったですけど、風がボールを戻してくれて、本当に気をつけないといけないかなと。打たれてからでは遅いので、あれは本当に反省しないといけないなと思います」

 ―153キロのボールもあった

 「結果だけを見ればよかったのかも知れないですけど、内容がまだまだなので、反省すべき点の方が多い試合だったかなと思います」

 ―旭川大高の能登も9安打1失点で好投していた

 「スライダーがすごくキレていて、こっち(星稜)のバッターも低めを振らされていたんですけど、なかなか点数が入りそうな雰囲気がないというところで、なんとか踏ん張ろうと思って投げていました」

 ―どんな気持ちで甲子園に入ったか

 「みんなで言っているのは、チームスローガンの『必笑』ということ。笑って試合をやろうと言うことで。1試合1試合が最後になってくるので、これからの試合も楽しんでやっていきたいと思います」

 ―次戦以降へ

 「目標は0点。点数を取られる場面もあると思うけど、そこでの気持ちの切り替え方を大切にして、何とかねばり強く勝てればと思います」

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