「BIG4」星稜・奥川が3安打9三振、94球の省エネ投球で令和初完封…最速153キロに甲子園どよめき

力投する星稜・奥川恭伸
力投する星稜・奥川恭伸

◆第101回全国高校野球選手権大会第2日 ▽1回戦 星稜1―0旭川大高(7日・甲子園)

 今秋ドラフト1位候補右腕の星陵・奥川恭伸投手(3年)が7日、初戦の旭川大高戦に先発。初回にこの日最速の153キロを計測して3万人が集まった甲子園をどよめかせると、3安打無失点、9三振の完封勝利で初戦を突破した。94球の省エネ投球で、甲子園大会での「令和初完封」も手にした。

 初回、先頭打者の5球目に153キロを計測して空振り三振を奪うと、3者連続三振と最高のスタートを切った奥川。このイニングは、直球5球のうち3球が150キロを超えた。2回には1死二塁と得点圏に走者を背負ったが、危なげなく後続を打ち取って三塁すら踏ませることは無かった。

 3回以降はさらにさらにギアを上げ、1点差の接戦ながら、ピンチらしいピンチを迎えることなく投げきった。旭川大高の先発右腕・能登も奥川に負けじと好投を続けたが、奥川が格の違いを見せつけた。

 4季連続の甲子園となる最速158キロ右腕。今年春のセンバツでは、初戦の履正社戦で3安打、17奪三振で完封勝利するなど、圧巻の投球を見せた。今夏の石川大会では4試合、24イニングに登板し、5失点(自責4)の防御率1・50で40奪三振。チームは苦しみながらも、甲子園行きの切符をつかみ「しんどい試合ばかり。いつ負けてもおかしくなかった。ホッとしています」と号泣するほどだった。

 大船渡・佐々木に、横浜・及川、創志学園・西とともに「BIG4」と称されるが、唯一の甲子園出場。前夜は午後11時に寝たと言い、試合前には「過去3回(の甲子園)に比べたら緊張もしていない。これまではバスから降りたらガチガチになっていた。(甲子園に)3回も出させてもらっているので、気持ちの余裕が少しずつできている。ここまでは良い調整ができている」と話していた。

 ◆各元号の初完封

 ▽大正 京都二中・藤田元(9回3安打15奪三振、VS高松中)

 ▽昭和 鹿児島商・神ノ川金蔵(9回1安打5奪三振、VS和歌山中)

 ▽平成 佐野日大・麦倉洋一(9回9安打7奪三振、VS近大福山)

試合詳細

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