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【シャーガーC】JRA女性騎手初参戦の藤田菜七子騎手、憧れのアスコット「本当にうれしい」

22歳初騎乗を英アスコット競馬場で迎える菜七子。成長した姿を世界に見せたい
22歳初騎乗を英アスコット競馬場で迎える菜七子。成長した姿を世界に見せたい

 世界の名手が4チームの対抗戦で腕を競うシャーガーカップが10日、英アスコット競馬場で行われる。日本からは、先週にJRA通算70勝目を挙げるなど成長著しい藤田菜七子騎手(21)=美浦・根本厩舎=が「女性選抜」の一員に選出され、JRA女性騎手として初参戦。3年前に門の外から眺めた憧れの舞台で、22歳最初の栄冠を狙う。なお、川田将雅騎手(33)=栗東・フリー=も「世界選抜」のキャプテンとして初出場する。

 22歳初めての騎乗は、憧れの舞台とレースだ。9日に誕生日を迎える菜七子が、世界で最も由緒あるアスコット競馬場で行われるシャーガーCに女性選抜チームの一員として出場する。「過去にはすごい人ばかりが出ていますし、自分を呼んでいただいて本当にうれしい」。7日の出国を前に、素直な気持ちを吐露した。

 ちょうど3年前、デビュー1年目の16年8月。菜七子の姿は英国にあった。サンダウンパーク競馬場で行われたレディースワールドチャンピオンシップに招待され、初めて海外へ遠征。当のレースは直前のアクシデントにより騎乗できなかったが、その遠征中、アスコット競馬場に立ち寄っていた。「競馬場の中には入れなかったのですが、門の外から見て、いつかここで乗れたらいいな、と思っていました。チャンスがきてうれしい」。当時19歳だった少女が地道に自らの技術を磨き、今年2月にはJRA女性騎手として初めてG1に参戦。また、6月にはスウェーデンで行われたウィメンジョッキーズワールドカップで優勝し、実力を認められての参戦だ。「スウェーデンでの優勝が大きいと思います。1位と2位では違う。優勝できて改めてよかったです」と“世界一”の効果を実感する。

 シャーガーCでは、豪・G1を制すなどオーストラリアで活躍するジェイミー・カー、英国で活躍するヘイリー・ターナーの3人でチームを組む。「対抗戦はマカオで乗ったことがありますが、そのときは2人でした。3人は初めてですね。他のメンバーの方はレースがすごく上手と聞いているので、頑張りたい」と力強く意気込んだ。

 先週は自身最長となる5週連続勝利と9度目の2日連続Vを成し遂げ、JRA通算勝利数を70とした。最高の形で21歳を締めくくった菜七子が、競馬発祥の英国で堂々たる手綱さばきを披露する。(松浦 拓馬)

 ▼参加騎手

 【イギリス・アイルランド選抜】★タグ・オシェア(アイルランド)、ダニエル・タドホープ(イギリス)、未定

 【ヨーロッパ選抜】★フィリップ・ミナリク(チェコ)、ジェラルド・モッセ(フランス)、未定

 【世界選抜】★川田将雅(日本)、ヴィンセント・ホー(香港)、未定

 【女性選抜】★ヘイリー・ターナー(イギリス)、ジェイミー・カー(オーストラリア)、藤田菜七子(日本) ※★はキャプテン。

<菜七子のチームメート>

 ◆ジェイミー・カー オーストラリア生まれ。23歳。12年にデビュー。15年の英国留学を経て、16/17シーズンにオーストラリアの女性騎手最多勝利記録を111勝から129勝に更新。今年3月9日に行われたオーストラリアンC・G1を女性騎手として初めて制した。

 ◆ヘイリー・ターナー イギリス生まれ。36歳。11年に英国G1のジュライC(ドリームアヘッド)、ナンソープS(マーゴットディド)を制するなど、英国で最も成功した女性騎手。15年には「ワールドオールスタージョッキーズ」に初出場し、JRA初勝利を挙げた。同年11月に現役を引退したが、17年に復帰。昨年のシャーガーCでシルバーサドル賞(個人別1位)を獲得。

 ◆藤田 菜七子(ふじた・ななこ)1997年8月9日、茨城県生まれ。21歳。現在JRA通算70勝。2月にJRA女性騎手として初めてG1のフェブラリーSに騎乗し5着。重賞最高着順は7月の七夕賞4着。157・4センチ、45・6キロ。血液型A。

<川田は世界選抜主将>

 ○…世界選抜チームのキャプテンとして川田も出場する。先週、小倉記念をメールドグラースで制し、「僕は来週、イギリスに行くので、そちらにも注目していただけたらと思います」と健闘を約束した。先週まで96勝を挙げ、リーディングを独走。日本のトップジョッキーの腕を、世界に見せつけたいところだ。

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