御家瀬緑、高校総体陸上女子100メートルで2連覇

女子100メートルで優勝した御家瀬緑(左)と2位の石堂陽奈。北海総勢でワンツー
女子100メートルで優勝した御家瀬緑(左)と2位の石堂陽奈。北海総勢でワンツー

 高校総体陸上女子100メートル決勝が5日、沖縄・タピック県総ひやごんスタジアムで行われ、御家瀬緑(恵庭北3年)が11秒51(向かい風0・1メートル)で優勝、2連覇を飾った。この種目で連覇は、史上9人目。石堂陽奈(立命館慶祥2年)が11秒56の自己新で2位、鈴木くるみ(旭川龍谷3年)も11秒79で7位に入り、北海道勢3人が入賞。

 6月の日本選手権(福岡)で29年ぶり高校生王者に輝いた御家瀬。この日も予選で11秒65(追い風参考)、準決勝で11秒50の大会新(自己新、道高校新)といずれもトップタイムで通過、決勝も“女王の走り”を披露した。隣りレーンの石堂が好スタートから先頭に立ったが慌てず挽回、70メートル付近で逆転した。「自分のスタートも悪くなかったので、後半も落ち着いてレースができた。プレッシャーも感じず、レースを楽しむことができました」と笑顔を見せた。

 高校総体女子100メートルで伊藤佳奈恵(93年)、北風沙織(03年)、寺田明日香(07年)、昨年の御家瀬と4人の王者を育てた恵庭北の中村宏之監督(74)が今大会前、御家瀬に「ヒョウ」の愛称を命名。同監督は「期待通り、普段のおとなしさから、レースでは闘争心に火がつき“豹変”。スピードを武器に狙った獲物(大会)を獲得してくれた」と快走をねぎらった。

 昨年は日本選手権100メートル4位でアジア大会リレー代表入り、高校総体女子100メートルでも道勢初の2年生王者に輝いた。今季は故障防止も兼ね、目標大会を絞りコンデション調整。狙い通り、開幕戦の織田記念(4月、広島)で11秒54の自己ベスト、日本選手権と高校総体で頂点を極めた。会場では父・典之さん(53)と兄の亮さん(25)が応援。典之さんは「中村先生を始め周りの人にも恵まれ、高校3年間で、心身ともたくまし成長してくれた」と目を細めた。

 御家瀬は「次の目標は高校日本記録(11秒43)の更新。これからも楽しく走り続け、五輪舞台にも立ってみたい」と夢を広げた。

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