山梨学院、初戦で熊本工と対戦 24年越し雪辱だ…組み合わせ抽選会

スポーツ報知
抽選会場でガッツポーズする野村健太(前列左)ら山梨学院ナイン

 第101回全国高校野球選手権(6日開幕・甲子園)の組み合わせ抽選会が3日、大阪市内で行われた。4年連続9度目、初の春夏連続出場の山梨学院は、第5日(10日)第2試合(午前10時半)の1回戦で、6年ぶり21度目出場の熊本工(熊本)と対戦する。96年夏の初戦(2回戦)で4―12の大敗を喫した伝統校に、23年ぶりのリベンジを果たし、新たな歴史を作る。

 山梨学院が、新時代の甲子園にふさわしい対戦相手を引き当てた。初戦は春夏ともに21度、通算42度の甲子園出場を誇る熊本工戦。主将のエース左腕・相沢利俊(3年)は「小さい時からテレビで甲子園の名勝負や名場面で見てきたチーム。対戦できるのはうれしいし、そういうチームに勝って、このチームで少しでも長くやりたい」と、決意を新たにした。

 相沢が生まれる5年前の96年夏、準優勝した熊本工に初戦で大敗して以来、甲子園では2度目の激突。09年センバツで清峰(長崎)を率いて優勝した長崎出身の吉田洸二監督(50)は、具体的な熊本工対策は「これから」としながらも、「僕ら世代にとっては、九州のとんでもない伝統校。胸を借りるつもりでやりたい」と話した。96年当時は違う監督だったが、学校としてのリベンジマッチを「過去に負けている方が、新たな歴史を作るという意味ではいい」と前向きにとらえた。

 5日目第2試合の日程については「よく引いてくれた」と指揮官。「しっかり相手の対策ができる。こちらはセンバツを経験している。日程に余裕があるほど、経験値があるチームの方が、落ち着いて平常心でやれる」と歓迎。選手たちには「5日目以降を引いたら(6日の)開会式後の練習は休み」という“ご褒美”を与えるという。35番目に抽選に臨んだ相沢主将は「(開幕戦の)1番が残っていたので引かないようにして、(5日目第2試合の)17番がいいかなと思って引いたら…自分でもビックリです。第2試合は、そんなに朝早くないのでいいと思う」と笑顔だった。

 高校通算53発の「山梨のデスパイネ」こと主砲の野村健太右翼手(3年)も、初戦の相手が決まり「強豪だと思うが、勝つだけです。打撃の調子も上がっている」と気合十分。日程に恵まれた山梨学院が、平成の借りを令和で返し、初の甲子園1大会2勝へ弾みをつける。(竹内 竜也)

 ◆23年前の試合VTR 同点で迎えた5回表、熊本工は古閑の左越え2ランなど打者11人の猛攻で一挙6点。終盤にも山梨学院の失策に乗じて5点を加え、圧勝した。山梨学院は左肩を故障していた左腕エース伊藤彰(ヤクルトを経て現・山梨学院大硬式野球部コーチ)が2番手で登板。痛みをこらえて投球したが、失点を防げなかった。

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