萩野公介、3日200メートル個人メドレーで半年ぶり復帰戦

リラックスした表情で練習する萩野(カメラ・生澤 英里香)
リラックスした表情で練習する萩野(カメラ・生澤 英里香)

◆競泳W杯東京大会 第1日(2日、東京・辰巳国際水泳場)

 モチベーションの低下などを理由に長期休養していた16年リオ五輪金メダリストの萩野公介(24)=ブリヂストン=が、3日の200メートル個人メドレーで約半年ぶりに復帰する。2日は会場に現れ、リラックスした表情で水の感触を確かめた。今大会は4日の200メートル自由形にも出場する。大会はこの日開幕し、世界選手権代表組が存在感を示した。

 萩野が辰巳に帰ってきた。慣れ親しんだプールの感触を確かめるように約1時間泳いだ。公の場で泳ぐのは2月16日のコナミオープン以来。コーチや仲間と談笑し、リラックスした表情で体をほぐすと、水に入った。

 3日の200メートル個人メドレーが、168日ぶりの復帰戦となる。取材には応じなかったものの、明るい表情からは5月の練習再開以降、しっかり段階を踏んで鍛えてきたことがうかがえた。6月の会見時に体重77キロで5キロほど太ったと話していたが、体つきも締まって見えた。

 モチベーションの低下などを理由に3月に無期限休養を発表。4月の日本選手権、7月の世界選手権というビッグマッチを棒に振ってまで、メンタルが充実してくるのを待った。海外を一人旅したり、多くの人と会う中で、「泳ぎたいという欲求」に気づいた。「目標は複数種目の金メダル」と、東京五輪へ向けて再び火がついた。

 世界選手権では盟友の瀬戸大也(ANA)が男子主将として爆発。個人メドレー2冠で五輪内定を得たため、日本が持つ枠は両種目とも残り1つとなった。代表枠を取るためには、来年の日本選手権で日本水連が定める派遣標準記録を突破して、瀬戸以外の最上位になる必要がある。

 今大会でインターナショナル標準記録(200自→1分47秒39、200個メ→1分59秒23)を切れば、国立スポーツ科学センターを使って練習ができ、強化合宿にも参加資格を得る。「どんな泳ぎをするのかすごく楽しみ」という瀬戸をはじめ、仲間が、多くのファンが、復帰戦を心待ちにしている。(太田 倫)

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