【坂田正彰が占う】トンガは仮想W杯サモア、ボールキープできれば勝てる

日本vsトンガ先発メンバー
日本vsトンガ先発メンバー

 トンガ戦はW杯1次リーグで対戦する仮想・サモア戦になる。タイプ的に似ており、日本の現在の「地力」を試す格好の相手だ。

 トンガは肉体の強さを生かしたパワフルなプレーを得意とする。ラック(ボールが地面にある状態)やモール(ボールを保持し地面にない状態)からのサイド攻撃を好み、連続して許すと厄介なので開始15~20分は要注意。試合の入りで後手に回らないことが大事だ。

 日本は第1戦で快勝したフィジー戦のようなボールキープが出れば勝てる。フィジー戦後半のパス回数では日本が93回で相手が32回、ゲインライン(ゴールラインと平行し、前進したと仮想されるライン)の突破回数は日本が52回で相手が13回。ボール保持率を高めれば安定したゲーム運びができると証明した。そのためにはラインアウト、スクラムのセットプレーを安定させ、優位に立つことが大事だ。

 W杯8強入りへ磨いてきた日本の最大の武器である、キック攻撃も有効に働くだろう。1度しか使わなかったフィジー戦では、SO田村からのキックパスでウィング福岡がトライして手応えはつかんだ。トンガは前にグッと詰めてくる防御をするので、その分、裏にスペースが空きやすくなる。大きな相手に対して積み重ねてきた速攻と展開力を見せつけてほしい。(元日本代表フッカー)

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