ジョセフHC、まさかの「朝寝坊OK」…W杯本番見据え夜型調整

トンガ戦のメンバー発表後に会見を行ったジェイミー・ジョセフHC(カメラ・石田 順平)
トンガ戦のメンバー発表後に会見を行ったジェイミー・ジョセフHC(カメラ・石田 順平)

◆ラグビーパシフィックネーションズ杯 第2戦 トンガ代表ー日本代表(3日、大阪・花園ラグビー場)

 9月20日のW杯開幕まであと50日に迫った1日、トンガ戦に挑む日本代表メンバー23人が、大阪府堺市内の会見で発表された。W杯仕様に改修された“聖地”花園で試合当日のスケジュールもW杯仕様にスイッチオン。1次リーグ4試合中3試合がナイターのW杯本番を見据えて夜型調整を実践する。完成形に近づくチームを信頼するジェイミー・ジョセフ代表ヘッドコーチ(HC、49)からはまさかの「朝寝坊OK」が出た。

 ジョセフ日本がトンガ戦で“やるっきゃナイト”の夜型モードで臨む。ナイターで実施されるW杯1次リーグ3試合に向けた模擬調整で、その中身は意外や「朝遅い時間まで寝坊してもいいよ」とジョセフHC。「コーヒー飲んで過ごすも良し。トランプしててもいいよ。経験上、ラガーマンは寝坊が好きだから」とゆだねた。

 今年最初のテストマッチで、格上に快勝した7月27日のフィジー戦(岩手・釜石)は午後2時50分のキックオフで集合時間は午前10時だった。午後7時10分開始のトンガ戦は午後2時半集合の設定に。軽く体を動かし午後3時に軽食を取り、午後5時50分には試合会場の花園ラグビー場に到着する段取りを組んだ。6月の宮崎合宿でナイターの想定練習は実施済みで、先発に5人を入れ替えた指揮官は「非常に強いチーム構成ができた」と胸を張った。

 フィジー戦で7か月ぶりに復帰し、昨秋以来の先発に入ったフランカーのリーチ・マイケル主将(30)=東芝=は油断禁物の顔だ。昨年6月のイタリアとの2連戦など好試合の翌週は気が緩むチームの悪い癖を思い出し「どんな相手でも激しくいかないと」と手綱を締めた。メンバー入りしたNO8マフィやウィングのレメキら5人のトンガ出身選手に、独自で調べた日本とトンガのラグビー史の講話も実施。「元日本代表のシナリ・ラトゥさんが残したレガシーの話をしたり、潜在意識を強化した。いつもの闘争心が母国に出せるか心配だったから」とリーチ。

 トンガはサイズが大きく好戦的。対戦成績は8勝9敗と負け越している。課題はフィジー戦の後半で成功率が74%に下がったタックルだ。W杯への布石となる第2戦へ、リーチは「しっかりレベルアップしたい」と腕をまくった。(小河原 俊哉)

 ◆先発5人を入れ替え

 フィジー戦で控えだったリーチ、ロックのファンデルヴァルト、SH流、ウィングのレメキが先発に。7番フランカーには徳永がスタメン起用され、フィジー戦は不参加だったトンガ出身のロック、ヘル・ウヴェが控えに入った。「ウィングなど競争の激しいポジションはいろんな選手にチャンスを与えたい」とジョセフHC。

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