適距離とは…(栗東)

 こんにちは、山本です。今日も栗東からのパッチパチ。ではでは、行ってみましょうか♪

 さて、皆さんもご存じかと思いますが、ディープインパクトが29日、死にました。今日の栗東でも武豊Jの共同記者会見を始め、もちろん、この話題が中心。ワタクシ、実は栗東で初めて取材したのがディープの菊花賞1週前追い切りの週。武豊Jを始め、陣営を囲む取材の輪を見て、「やっぱり、G1になると、これだけの注目を集めるんだ」と驚いたものです。当然、右も左も分からないぺーぺーのワタクシがディープを担当しているワケもなく、その横を通り過ぎただけでしたが…。ただ、今にして思うと、あんな光景はほとんど見たことなくて、あれが「異常」だったワケで。

 ディープインパクトは当時、競馬界のスーパースター。一からの修行中だったワタクシにとっては正直、非常に遠い存在でした。ただ、実は競馬記者になる前に指名したPOG馬だったりする。当時は前年に兄のブラックタイドがPOGで大人気だったのに対し、ディープは小柄で評判がそこまで高くなかった。確か、外れドラ1だったんです、ワタクシ。それが、あの成績を残すんですから、やはりサラブレッドは分からない。なんてことを言うと、このブログの存在意義がなくなりますが。

 今回、もう引退して13年も経っていることに驚きましたが、恐らく種牡馬としても日本競馬を引っ張り、我々の取材では常に名前が出てくる存在だったからこそ、身近に感じていたのでしょう。偉大なる馬に少しだけでも触れられたことに感謝ですね。

 ということで、そろそろ本題へ。今日も栗東からのナマ情報をお伝えしましょう。入厩馬でオッと思った馬が2頭。まずは池江厩舎の【テイルウォーク(牡、父マジェスティックウォーリア、母フラーティシャスミス)】ですね。こちらはダート短距離戦線で活躍するベストウォーリアの全弟で、オーナーは金子真人HDです。もう一頭は斉藤崇厩舎の【ラズルダズル(牡、父ルーラーシップ、母ラシンティランテ)】。こちらは友道厩舎にいたお母さんが好きだったし、思い入れのある血統馬なんです。

 さて、取材のお話を。まずは角田厩舎の【ヒシタイザン(牡、父トーセンホマレボシ)】ですね。こちらは夏場を休養に充て、秋に備えるようです。「前走の競馬の後、ジョッキーから『距離は延びた方がよさそう』という話がありました」と角田調教師。余裕たっぷりにマイルの距離で勝ち上がりましたが、今後はもっとゆったりとした距離で使うことになりそうです。

 続いては矢作厩舎。今日は作業が終わった後の岡助手と、注目の【リリレフア(牝、父ロードカナロア、母リリサイド)】について、じっくりと話をしました。現在はゲート試験に合格後、放牧に出されています。体つきはカナロアが出ているようで、「伸びやかできれいだったリスグラシューに比べると、距離は違うかなという気はします」とのこと。ただ、走りの質がかなりいいようで、「リスグラシューよりも軽さがあるかもしれません」と口にするのです。特に坂路で15―15をやった時、「15―15でこんなに変わるのか」と驚いたとのこと。やはり、血統の成せる業なのかもしれません。秋初頭に予定している初陣が楽しみですね。

 続いては友道厩舎。英国帰りの友道調教師に取材してきました。スポーツ報知杯中京2歳Sで無傷の2連勝を飾った【ラインベック(牡、父ディープインパクト)】は夏場を休養に充てるとのことで、秋からの始動になりそうです。「走りづらそうな馬場だったけど、しっかりとらえてくれた」と振り返りますが、レースぶりから「やはり、もっと距離はあった方がいい」と改めて感じたそうです。競馬場では初戦同様、落ち着いていたようですし、課題と感じていたテンションの面も全く問題ないとのこと。「秋は距離を延ばしていくことになるのでは」と見通しを語っていました。

 その友道厩舎、栗東に在厩中の馬たちのデビュー予定が決まっているので、お伝えしておきましょう。新潟4週目、17日の芝2000メートルに【ラヴィンフォール(牝、父ルーラーシップ、母クロフォード)】がMデムーロJでスタンバイ。翌週の新潟芝1800メートルは【アドマイヤミモザ(牝、父ハーツクライ、母キラモサ)】が福永Jでのデビューを予定しています。さらに、小倉では佐々木主浩オーナーの【ヴァルコス(牡、父ノヴェリスト、母ランズエッジ)】が和田Jでデビューします。こちらの馬たちに関する取材の感触はまだ後日に。

 今日はここまで。また、明日です。ではでは

競馬

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