【女子野球】ボーイズリーグ中日本選抜チームが初の女子中学日本一

初優勝を決め喜ぶ、ボーイズリーグ中日本ナイン(カメラ・軍司 敦史)
初優勝を決め喜ぶ、ボーイズリーグ中日本ナイン(カメラ・軍司 敦史)

◆第5回全国女子中学生硬式野球選手権大会最終日 ▽決勝 ボーイズリーグ中日本女子7―1履正社NINO(31日、横須賀スタジアム)

 女子中学生野球の日本一決定戦が行われ、中京地区のボーイズリーグの女子選抜チーム・ボーイズリーグ中日本女子がクラブチームの履正社NINO(大阪)破り、初優勝した。

 浜松から伊勢志摩まで、ふだんは男子に混じって各チームで奮闘する女子を集めた数回の大会のための期間限定チームが、履正社の“末妹”である強豪グループの一角を打ち負かした。練習は月1回、今年は2月に結成しまだ数回しかそろったことのないナイン。「短い間に絆が深まった。あきらめずに硬式をやってきて良かった」大会MVPも受賞した安藤蓮姫(はずき)主将(愛知江南ボーイズ)は声を弾ませた。

 機動力で点を重ねる履正社相手に先取したのは中日本。初回、2死から西野沙弥(若狭ボーイズ)の中前打で出塁すると、続く水谷碧(愛知江南ボーイズ)が右中間に適時三塁打。2回にも送りバントが相手の失策を誘い1点を加えリードした。履正社は3回に奥彩乃のスクイズで1点を返すが、中日本は5回に西野の「点差を広げられるようにと、しっかり狙い打ちできた」という適時三塁打や相手失策などで一挙4点、主導権を握った。先発の日高結衣(津ボーイズ)は7安打を浴びるも1失点完投。優勝投手になり「最初は緊張したけれど、守ってくれた。みんなと優勝でき良かった」と感謝した。

 全国的に広がりをみせている女子野球だが、中京地区は女子硬式野球部をもつ高校や大学などチームが少なく、ボーイズなどでプレーする選手も多い。小学校時代は体格で勝る女子も男子に逆転され、起用される機会も減ってしまうのが現状で、「速い球に慣れているのは(男子と野球する)メリットだが、こちらの方が楽しい」と日高。高校も女子野球で続けていく予定の選手も多く、「最少失点で投手ががんばってくれた。子どもたちのがんばりで優勝させてもらいました」という小島康弘監督(愛知セントレアG)を胴上げし喜んだ。

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