毎年200頭以上の種付け頭数に起因か…ディープインパクトの死に大きな衝撃

06年、有馬記念を制したディープインパクトをキスでねぎらう武豊騎手
06年、有馬記念を制したディープインパクトをキスでねぎらう武豊騎手
社台スタリオンステーションで種牡馬として“第2の人生”をスタートさせたディープインパクト(2006年12月撮影)
社台スタリオンステーションで種牡馬として“第2の人生”をスタートさせたディープインパクト(2006年12月撮影)

 史上2頭目となる無敗の3冠馬で、種牡馬としてもJRA・G1馬38頭(51勝)を輩出したディープインパクト(牡17歳)が30日、けい養先の社台スタリオンステーション(北海道・安平町)で死んだ。痛みがあった頸(けい)部の手術を28日に受けたが、翌29日午前に起立不能に。30日早朝に頸椎の骨折が判明し、回復の見込みが立たないことから安楽死の処置が取られた。日本競馬界の至宝の死に、大きな衝撃が走った。

 ディープインパクトが首を痛めた原因について、社台スタリオンステーション事務局の徳武英介氏(57)は「種付け料を上げて(頭数を)絞っていくようにしていったが、種付け頭数に起因しているのではと言われたら、そうかもしれない」との見解を示した。

 初年度の07年から毎年のように200頭以上の種付けを行っており、人気種牡馬ならではの宿命として、肉体面に負担がかかっていた可能性は否定しなかった。

 ◆ディープインパクト 2002年3月25日生まれの鹿毛の牡馬。父サンデーサイレンス、母ウインドインハーヘア(父アルザオ)。通算成績14戦12勝。JRAのG1は、1984年シンボリルドルフ以来の史上2頭目となった無敗でのクラシック3冠制覇を含む7勝(05年皐月賞、日本ダービー、菊花賞、06年天皇賞・春、宝塚記念、ジャパンC、有馬記念)。07年から北海道安平町の社台スタリオンステーションで種牡馬入り。昨年は産駒がJRAで自己最多の265勝を挙げるなど、12年から7年連続リーディングサイアーに輝く。産駒はJRA重賞を204勝(うちG1・51勝)。

06年、有馬記念を制したディープインパクトをキスでねぎらう武豊騎手
社台スタリオンステーションで種牡馬として“第2の人生”をスタートさせたディープインパクト(2006年12月撮影)
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