宝塚月組「チェ・ゲバラ」開幕 伝説の革命家役に轟悠「すごさをどこまで表現できるか」

宝塚歌劇月組公演「チェ・ゲバラ」の一場面。エルネスト・ゲバラ(轟悠、右)とフィデル・カストロ(風間柚乃)
宝塚歌劇月組公演「チェ・ゲバラ」の一場面。エルネスト・ゲバラ(轟悠、右)とフィデル・カストロ(風間柚乃)

 宝塚歌劇月組ミュージカル「チェ・ゲバラ」(作・演出、原田諒)が30日、日本青年館ホールで東京公演初日を迎えた。

 専科・轟悠(とどろき・ゆう)が、アルゼンチン生まれの元医師で、1959年のキューバ革命を成功に導いた伝説の革命家エルネスト・ゲバラ(通称チェ・ゲバラ)を情熱たっぷりに演じた。

 同じ原田氏の演出で2016年に「For the people―リンカーン 自由を求めた男―」でリンカーン米大統領役に挑んだが、再び世界に名だたる政治家に挑戦。「ゲバラファンの好奇心に応え、イメージを壊さないかという部分で(重圧が)のしかかってくる部分はあります。本当に世界の平和を願い、命の尊さ、重さを訴えた、最も人間味のある偉人では。そのすごさをどこまで表現できるか。言葉や写真には残されていない、深みを出したい」と革命家魂を宿して開幕に臨んだ。

 本公演に出演予定だった入団11年目のスター・月城かなとが5月からけがのために休養しており、ゲバラの盟友フィデル・カストロ役には6年目の風間柚乃(かざま・ゆの)が抜てきされた。轟とは29年のキャリアの差があるものの、成長著しい芝居力で堂々と組み合った。

 また、革命の同志で、のちにゲバラの妻となるアレイダ役を、5年目の天紫珠李(あまし・じゅり)が担当。17年に男役から転向し、今回が外部劇場作初ヒロイン。力強さの必要な難役で大健闘した。

 同劇場で8月5日まで。大阪の梅田芸術劇場シアター・ドラマシティで8月11日~19日上演。

芸能

宝塚歌劇特集

報知ブログ(最新更新分)

一覧へ
NEWS読売・報知 モバイルGIANTS ショップ報知 マガジン報知 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真販売 法人向け紙面・写真使用申請