【女子野球】履正社の“末妹”が一足先に全国制覇に王手

1回1死満塁、履正社NINO・串のスクイズで三塁走者に続き二塁走者・野町(手前)も生還。捕手・松村(カメラ・軍司 敦史)
1回1死満塁、履正社NINO・串のスクイズで三塁走者に続き二塁走者・野町(手前)も生還。捕手・松村(カメラ・軍司 敦史)

◆第5回全国女子中学生硬式野球選手権大会第3日 ▽準決勝 履正社NINO 4―1 モンスターレディース(30日、横須賀スタジアム)

 女子中学生野球の日本一決定戦の準決勝2試合が行われ、クラブチームの履正社NINO(大阪)がモンスターレディース(埼玉)を破って初の決勝進出を決めた。

 履正社高女子硬式野球部のグラウンド(大阪・箕面市)を使って活動する、中学生の“末妹”チームが全国制覇に初王手をかけた。初回、2死球などで1死二、三塁とすると、野町莉奈が先制の右適時打。さらに満塁とすると、串有菜が投前スクイズ。送球の間に二塁走者・野町も生還するツーランスクイズを成功させ、この回3点。投げては先発の串と5回から継投した田中梨恵が、一昨年大会優勝のモンスター打線を1点に抑えた。

 「スクイズのサインが出たら、(ツーランを)狙っていました」と、スピードを緩めなかったという野町。前日には“長兄”である履正社が3年ぶり夏の甲子園出場を決め、そのニュースに沸いたという。“姉”にあたる女子硬式野球部も、兵庫県丹波市で開催中の第23回全国高等学校女子硬式野球選手権大会で準々決勝進出、初の選手権制覇に向け31日に至学館(愛知)と対戦する。井上裕也監督(42)は、「高校とRECTOVENUS(専門学校のクラブチーム)のお姉さんたちの背中を見て、あこがれて頑張ってきた彼女たちです。明日は良い試合が出来れば」と語った。

 準決勝のもう1試合は、中部地方のボーイズリーグでプレーする女子の合同チーム「ボーイズリーグ中日本女子」が西湘Future(神奈川)を15―8の5回コールドで破り初の決勝進出。ともに初優勝をかけ31日9時から横須賀スタジアムで決勝が行われる。

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