【日本ハム】30日で9000キロの過酷五輪ロード

20年の日本ハムの長期ロード
20年の日本ハムの長期ロード

 パ・リーグは29日、東京五輪が開催される2020年の公式戦日程を発表した。五輪サッカー会場の札幌ドームを本拠地とする日本ハムは、同球場が6月16日から8月16日まで使用できないため、那覇、静岡、東京Dをはじめ、釧路、帯広、旭川で主催試合を行う。五輪開催に伴う公式戦休止期間(7月21日~8月13日)を挟み、6月19日から8月20日まで列島縦断の長期遠征となる。

 20年東京五輪の影響を受けて、日本ハム・ナインが日本―ニュージーランド間に匹敵する総移動距離約9000キロにも及ぶ長期ロードに臨むことが決まった。東京五輪期間中は札幌Dがサッカー会場となるため、代替球場として道内の地方球場、静岡・草薙球場、18年以来となる沖縄セルラーなどで主催試合を開催することが決定。公式戦休止期間前の6月19日~7月18日までの30日間で、列島を横断しながら20試合を行うことになった。

 試合日程では、長距離移動が重なる日本ハムの体調面が考慮された面もある。7月18日までの遠征中は最大で3連戦までとなり、各カードの合間には休養日が設けられることになった。この日、新千歳空港で取材に応じた吉村GMは「(移動距離の多さは)仕方がない。連戦を極力回避できるように、休みを設ける日程にはなっているので」と理解を示した。

 さらに、公式戦休止期間が明けた後もビジターでのソフトバンク戦、ロッテ戦と遠征が続き、札幌ドームに戻るのは8月21日の楽天戦。その間の総移動距離は1万キロ以上にも及ぶ。現在、チームは首位・ソフトバンクに1・5差の2位につけるなど、夏場はV争いが激しさを増す時期。暑さに加えて、スケジュールとの闘いにも気を配る必要がありそうだ。

 ◆日本ハムの長距離移動 他球団と比較すると、公式戦休止期間前の同一時期でソフトバンクの約7800キロを1000キロ以上も上回る。日本ハムが約1か月間で9000キロを移動するのは一日換算で約300キロ。これは北陸新幹線で東京―軽井沢間(146・8キロ)を1か月間、毎日往復するようなものだ。

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