田中3日連続ブルペン。次回は8月1日ダイヤモンドバックス戦

3日連続でブルペン投球したヤンキース田中
3日連続でブルペン投球したヤンキース田中

 ヤンキースの田中将大投手(30)が28日(日本時間29日)、遠征先のレッドソックスの本拠地フェンウェイ・パークで、超異例の3日連続ブルペン投球練習を敢行した。25日の同カード初戦で、自己ワースト12安打12失点で6敗目を喫した田中は、登板間のルーチンを大幅に変更。登板翌日から3日連続となったブルペンで30球を投げ込んだ。ブーン監督は、田中の次回登板が31日(日本時間8月1日)の本拠地でのダイヤモンドバックス戦と明かした。

 伝家の宝刀スプリットに、大胆に改革を加えた。「新たな方向で修正しているので。大きなこと(変化)ではある」今季、見極められる傾向が増したスプリット。微調整は常に行ってきたが、今回はフォームや握りなど複数のポイントで改良を加えたという。捕手を座らせ、ワインドアップとセットから計30球。スプリットが約半数を占めたが、スライダーなどの持ち球を丁寧に投げ込み、「いいボールも沢山あった」と手応えを口にした。

 前日と同様、投球数値データ計測器「ラプソード」を設置し、球団アナリストとも協議。「今までも綿密に数値はとっていたけど、特に話をしていなかった」と、今まで以上にテクノロジーも駆使し、改良の道を探ってきた。

 3日間で、ブルペンで計65球を投げたが、「最初の2日間は、自分の中ではキャッチボールの延長。傾斜の上から感触を確かめただけ」。屈辱の敗戦から、課題と向き合い、地道に改善に取り組んできた右腕を、ブーン監督はローテ通り31日のDバックス戦の先発に指名した。「あの試合が取り返せる訳じゃないけれど、前回あの登板があった訳だから、早くゲームに投げて、いい投球をしたいというのはある」。新スプリットを搭載した右腕が、静かに闘志を燃やしている。

 (ボストン=一村 順子)

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