清宮克幸副会長、ラグビートップリーグ終了し新プロリーグ構想「優勝賞金は5億円出す」

清宮克幸副会長がブチ上げた新リーグ構想
清宮克幸副会長がブチ上げた新リーグ構想
清宮克幸副会長
清宮克幸副会長

 日本ラグビー協会の清宮克幸副会長(52)が28日、都内で行われたシンポジウムで新たなプロリーグ構想を明かした。2019年W杯の開催12都市を中心にプロチームを作り、21年秋の開幕を目指す。現行のトップリーグは21年度シーズンで終了し、アマチュアの社会人リーグに移行方向という。清宮副会長は新リーグの開幕戦を新国立競技場での開催を希望し、「優勝賞金は5億円出す」とぶち上げた。

 協会理事就任1か月足らずの清宮副会長が、W杯を目前に大きな構想を打ち出した。プロ化の断行を宣言し「答えは一つ。やるしかない。W杯が終わるまでに完全な結論を出す」と力強く言った。初年度は21年9月~22年1、2月の期間を想定している。

 プロとアマが混在する現行トップリーグ(TL)は日本協会の一部門が運営する。完全プロ化は何度も議題に上がっては消え、チームを支える企業の負担が多い状態が続いている。1試合平均の観客はW杯3勝で沸いた15年度に6470人を記録したが5000人台で推移する。W杯後は各国のレジェンド級選手が参戦する予定だが、観客動員に結びつくかは不透明だ。「利益を伸ばして還元する仕組みを作れば日本ラグビーは劇的に変わる」と力説する。

 参加チームは今までラグビーに関わっていなかった企業の支援も募る。Bリーグ創設に携わった境田正樹新理事の経験を生かし、下部組織を作るなど参入条件を設けて独立した組織で運営する。TL参加チームが運営を変えて参加することも可能。20年限りでスーパーラグビーから除外されるサンウルブズの参戦の可能性もある。

 本拠候補の開催全12都市への説明は終えておらず、3日前にTL参加チームに説明したばかり。「やるんだろうなというのが8(チーム)くらい」との感触を得たというが、関係者によると否定的な意見もあり論争の火種になる気配も漂う。議論も想定の範囲内で、清宮副会長は「もめるとこは記事になりどころ。交渉状態もバ~っとやってください」とドンと構える。「開幕は新国立競技場で満員になる勢いでやりたい。優勝チームに5億円くらいポケットマネーで出しますよ。選手年俸1億円超えたい」。清宮プランの着地点はW杯閉幕後の11月に明らかになる。

 ◆トップリーグ(TL) 正式名称は「ジャパンラグビートップリーグ」。企業名を冠した16チームで争う社会人の国内最高峰リーグで、03年に創設された。前身は全国社会人大会。大会方式は年度によって異なり、主にリーグ戦や、トーナメント戦などで優勝チームを決めてきた。17年度以降は日本選手権も兼ねている。下部はトップチャレンジリーグ(8チーム)で、入れ替え戦もある。

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