◆バドミントン ジャパン・オープン 最終日(28日、東京・武蔵野の森スポーツプラザ)
男子シングルス決勝で、世界ランク1位の桃田賢斗(NTT東日本)が同7位のJ・クリスティー(インドネシア)を21―16、21―13のストレートで下し、2連覇を果たした。
第1ゲームを奪った後、第2ゲームは9―8から時速355キロのスマッシュで会場をどよめかせた。「攻撃して来ようとする姿勢が見えたので、ここはガツンと一発打とうかなと思った」。そこから圧巻の8連続ポイントで、相手を最後まで寄せつけなかった。
優勝インタビューでは感極まって男泣きした。「地元で試合をするチャンスも少ない。平日からたくさんの方が会場に来て下さって、応援してくれて何としても優勝するところを見せたかった。泣くはずではなかったですが、泣いちゃいました」と照れ笑いを浮かべた。