松島が2トライ…ウィングもいける…先発で2年ぶり

前半、トライを決める松島
前半、トライを決める松島

◆ラグビー パシフィックネーションズ杯 第1戦 日本34―21フィジー(27日、岩手・釜石鵜住居復興スタジアム)

 フィジー代表に快勝した日本代表はウィングで先発した松島幸太朗(26)=サントリー=が2トライの活躍を見せた。本職はFBだが、9月20日開幕のW杯を見据えたジョセフ日本の“万能BK作戦”が大当たり。また、先発出場したロックのトンプソン・ルーク(近鉄)が、15年W杯の大野均(東芝)の代表最年長記録37歳150日を38歳102日で更新。外国出身者では最多のW杯4大会連続代表が見えてきた。

 松島がジョセフHCの求める「万能バックス」を体現した。FBで招集されながら、17年6月のアイルランド戦以来となるウィングでの先発出場で2トライと活躍。前半19分に敵陣ゴール前で内側へ鋭く切れ込み、外側へ流れたSH茂野と交差してパスをもらうと、フィジー選手を置き去りにし、ゴールポスト下へトライ。「相手スペースの空いた所を突いた。サインで取れたトライ」と笑顔。23分には絶妙なタイミングでラストパスを放り、ラファエレのトライを“アシスト”した。

 前半から存在感を発揮し、これまではエンジンのかかりが遅かったチームを勢いづけた。「みんなの意識が変わったから。それぞれの役割を果たそうと話してきた。やってきたことが試合で出た」と手応えを得た。

 後半15分には相手パスミスを見逃さず、こぼれ球を約40メートルもドリブルしてトライ。「ウィングなのでトライを取りきる」という試合前の言葉を実行し、戦況に応じて最後尾のFBの位置にも入ったところは、やはり頼れる存在だ。センターもこなせる日本バックスの切り札は次のトンガ戦でも、どこで起用されようが、結果を追求するのみ。15年W杯に続く2大会連続の大舞台へと突き進む。(田村 龍一)

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