フィジー破った日本代表に「鉄と魚とラグビーの街」釜石が祝福の拍手喝采

前半6分、トライを決める福岡堅樹
前半6分、トライを決める福岡堅樹
前半、攻め込むピーター・ラブスカフニ(中央)
前半、攻め込むピーター・ラブスカフニ(中央)

◆ラグビー・パシフィックネーションズカップ第1戦(27日、岩手・釜石鵜住居復興スタジアム) ○日本代表34―21フィジー代表●

 9月20日開幕のラグビーW杯日本大会の開催地で、唯一の新設会場となる岩手・釜石鵜住居(うのすまい)復興スタジアムで、日本―フィジーによる初の国際テストマッチが行われた。東日本大震災で被災した地元では「復興のシンボルに」と一身の期待が集まった試合だった。

 「鉄と魚とラグビーの街」を掲げる釜石は、1978年から84年に日本選手権7連覇の偉業を達成した新日鉄釜石(現・釜石シーウェーブズ)の本拠地だった。

 日本ラグビー史に一時代を築いた「北の鉄人」の街で、日本の勝利を決めるノーサイドのホイッスルが響くと、大漁旗を模した無数の応援フラッグが会場で誇らしげにたなびいた。気温は30度を超え、湿度は90%近く。蒸し暑さが漂い、突き刺すような強い日差しを吹き飛ばす、熱い応援が響いた。前売りチケットは2014年11月のマオリ・オールブラックス戦(秩父宮)以来となる完売だった。

 試合後はグラウンドに集まった日本代表は「ファイト~いっぱ~つ! 頑張れ! 釜石!」と大号令を上げると、拍手喝采を浴びた。初代表キャップでゲーム主将を務めたフランカーのラブスカフニは勝利者インタビューで「きょうはきょうの勝利をみんなで分かち合ってエンジョイしたい。きょう足を運んで応援してくれたみんなに感謝の気持ちを捧げたい。この日が楽しみだったこの試合を楽しむことができたし、この先に向けての一歩を踏めた」と報告していた。

 同スタジアムでのW杯1次リーグは、9月25日にD組のフィジー対ウルグアイ、10月13日にB組のナミビア対カナダの2戦が実施される。

前半6分、トライを決める福岡堅樹
前半、攻め込むピーター・ラブスカフニ(中央)
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