【巨人】連夜の先発序盤KOで2カード連続負け越し…ヤングマン、4連続四球5失点

2回途中を5失点で降板するヤングマン(左手前=カメラ・橋口 真)
2回途中を5失点で降板するヤングマン(左手前=カメラ・橋口 真)

◆巨人1―8ヤクルト(25日・岐阜)

 先発ヤングマンの大乱調で巨人が連敗を喫し、2カード連続負け越しとなった。2か月ぶりの1軍復帰戦で、初回こそ無失点だったが、2回に突如乱れた。2死から押し出し2つを含む4連続四球と適時打2本を浴びて5失点KO。前日の古川に続く2回もたずでの降板となった。打線は3回の丸の適時打で1点を返すのがやっとだった。26日からは、約3週間ぶりの本拠地・東京Dで阪神と対戦。出直しを図る。

 穏やかな口調が、逆に燃えたぎる思いを感じさせた。試合後の会見。原監督は用意された椅子を見つけるや「座ってられないね」と端に寄せた。胸に去来するのは、先発したヤングマンへの失望だったことは想像に難くない。「私が先発起用して、こういう試合になった。ちょっと想像ができない状況になってしまった。私が悪いよ。チームに迷惑かけた」。ひたすらに敗因を自らに向けた。

 さすがにこの日のヤングマンを擁護はできない。2回2死一塁から、広岡を四球で歩かせる。続く投手の山田大にも明らかなボール球で四球を与えた。「あり得ないし、許し難いこと。リズムを崩した時に、取り戻す作業ができなかった」と唇をかんだ右腕。山田哲、山崎へ連続押し出し四球。置きにいった球を青木、バレンティンに痛打され、一挙に5点を失った。指揮官が「正直、俺も何もフォローできない。使った私が悪いのよ」と絞り出す言葉に、むなしさが色濃く表れる。

 今一度、先発陣の奮起が求められる。前日にも楽天からの移籍後初先発となった古川が3安打2四球4失点で1回KOとなった。巨人の先発投手が2試合連続で2回持たずに降板したのは、80年の6月21、22日の大洋戦(いずれも横浜)以来、39年ぶりの屈辱。16日のヤクルト戦(神宮)で山口が10勝目を挙げて以来、7試合先発投手に勝ち星がない。

 夏場に差し掛かり、投手陣の疲弊も当然、あるだろう。そんな時に打線がカバーして、打ち勝つ展開に持ち込みたい。指揮官が期待するのは当然、岡本だ。3回1死一、二塁で遊ゴロ併殺、5回も2死一、三塁で二ゴロに倒れた主砲について「こういう時ほど4番打者がシャンとせにゃあね。逆境に強い打者になることはとても大事。これから先、こういう試合はないと信じたいけれども、この2試合続いてるわけだから。まだ若いし、ちょっと肥やしを与えておこう」と指摘した。

 2カード連続の負け越しを喫し、2位・DeNAに5・5ゲーム差に迫られた。まだ焦る必要はないとはいえ、この1週間で5ゲーム詰められたのは看過できない。26日から19日ぶりに本拠・東京Dでの試合を迎える。「久々だね。心機一転というところだね」。指揮官の言葉通り、しっかり切り替えて再スタートを切りたい。(西村 茂展)

映像提供:GIANTS LIVE STREAM
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