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落合博満氏、大船渡・佐々木の登板回避は「監督が最善策で考えたこと。議論しちゃいけない」

スポーツ報知
試合後、記者の質問に答える大船渡・佐々木朗希(カメラ・中島 傑)

◆第101回全国高校野球選手権岩手大会 ▽決勝 花巻東12―2大船渡(25日・岩手県営)

 今秋ドラフトの目玉、大船渡の佐々木朗希投手(3年)は、決勝で登板のないまま花巻東に敗れ、自身初の甲子園出場はならなかった。24日の準決勝・一関工戦で9回129球を投げての連戦。国保陽平監督(32)は「故障を防ぐために起用しませんでした」と説明した。この一戦について、野球関係者らがさまざまな意見を寄せた。

 巨人・原監督「本人と監督さん、関係者を含めて苦渋の決断だったんじゃないかなと察します。彼と皆さんで決断したことが僕は正しかったと思います。(佐々木くんは)もう例えようのない選手だなと。ぜひ、甲子園の舞台で見てみたかったな、というのは率直な意見です」

 西武・辻監督「本人も『次勝たないと、1回戦敗退と一緒』って言っていた。(監督も将来を考えての判断)だと思うけど(準決勝の)展開的にも、代えて連投させるべきだったんじゃないのかな。ファンは見たかったと思うし」

 西武・高橋光(13年夏の甲子園優勝投手)「高校球児にとって甲子園は特別な場所。球数とかも言われてるし、仕方ないけれど、僕が佐々木くんの立場だったら投げたいって思いますね」

 楽天平石監督「投げてないの? あれだけ足上げてもバランス崩れないのがすごいよね。甲子園で勝ち上がってきたチームがどう攻略するか見てみたいと思うけどね」

 ヤクルト・小川監督(習志野高OB。地方大会、甲子園とも全試合完投した最後の優勝投手)「難しい判断。第三者が言うことじゃない」

 落合博満・元中日監督(都市対抗大会決勝で古巣・東芝府中のユニホームを着て人生初の始球式に登板)「周りがとやかく言うもんじゃない。監督が最善策で考えたこと。勝った、負けたで、いろんなものがあるけど、議論しちゃいけない」

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