安倍昌彦氏、大船渡・佐々木の登板回避に「高校生としては一番故障から遠いフォーム」

スポーツ報知
取材を終え引き揚げる大船渡・佐々木朗希(カメラ・中島 傑)

◆第101回全国高校野球選手権岩手大会 ▽決勝 花巻東12―2大船渡(25日・岩手県営)

 今秋ドラフトの目玉、大船渡の佐々木朗希投手(3年)は、決勝で登板のないまま花巻東に敗れ、自身初の甲子園出場はならなかった。24日の準決勝・一関工戦で9回129球を投げての連戦。国保陽平監督(32)は「故障を防ぐために起用しませんでした」と説明した。この一戦について、野球関係者らがさまざまな意見をスポーツ報知に寄せた。

 「流しのブルペン捕手」こと安倍昌彦氏(64)は、「令和の怪物」の育成を託された国保監督の胸中を思いやった。

 「故障以外で絶対的なエースが決勝に投げないというのは、初めてじゃないでしょうか。判断は難しいです。仮に僕が佐々木君を預かった監督だとしたら…将来を優先するか、この夏を優先するか、どっちかに決めて、誰に何と言われようが貫くしかない。国保監督は、将来を優先するお考えだったと思います」

 その上で佐々木の長所は、連投にも簡単に壊れないフォームにあると指摘した。

 「基本的に体に負担のかかる投げ方ではありません。高校生としては一番故障から遠いフォームともいえる。ただし勝負どころになると、体の反動を使って投げることがあり、一時的に肩に負担のかかるフォームになることがある。それでもピンチをしのげば、無理のないフォームに戻せる。これは私感ですが、佐々木君って、故障に対して本能的に『アラーム』を持っていて、パワーの出力の調節ができるセンスと、高い実戦力を持った投手だと思いますね」

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