【静岡】駿河総合、歓喜の初16強…紅林、常葉大橘の市川から同点打 

駿河総合紅林同点打[0xF60xC0]5回、左翼へ同点打を放った紅林
駿河総合紅林同点打[0xF60xC0]5回、左翼へ同点打を放った紅林

◆第101回全国高校野球選手権静岡大会 ▽3回戦 駿河総合4―3常葉大橘(23日・草薙)

 3回戦16試合が行われた。プロ注目同士の対決で、駿河総合の紅林弘太郎遊撃手(3年)が第3シードの常葉大橘のエース右腕・市川大晴(3年)から同点打を放つなど4―3で創部以来初の4回戦進出を果たした。4回戦は24日に行われ、8強が決まる。

 スカウト9球団が集結したプロ注目対決は、駿河総合の紅林に軍配が上がった。1点に迫った5回。なお1死二塁の好機に常葉大橘は、MAX147キロ右腕の市川が2番手でマウンドに上がった。「やっと来たな。あいつと一対一の勝負がしたかった」。がぜん、気合が入った高校通算40発男は、4球目の真ん中低めの速球を左翼へ打ち返す貴重な同点打。この回3点を奪い、逆転勝利に貢献した。

 1点先制された直後の1回裏にも、1死二塁から三塁線を破る同点の適時二塁打を放った。「おとといは、自分の形で打てなかった。長打を狙わず、コンパクトに打った」。内角低めのスライダーをうまくさばいた。21日の2回戦・焼津水産戦は4打数無安打。試合後、学校に戻ってすぐに市川対策を講じた。マシン3台を140~150キロに設定し、スピードに目を慣らした。

 6回の4打席目には、左肘に死球を受けた。試合後は、大きく腫れ上がった患部をアイシング。「大丈夫です」と話し、念のため病院へと向かった。

 静岡南と静岡市商が併合した2013年に創部して以来、初の16強入り。第3シードを撃破し、次の相手は8強入りをかけて三島南と対戦する。「伝統は浅いけど、一つずつ勝って学校の歴史を塗り替えて行きたい」。今春にはU―18日本代表候補の合宿に参加した男がさらなる上を目指して、チームを牽引する。(塩沢 武士)

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