【宏太’Sチェック】真ん中で安心のジェイ

20日の湘南戦でヘディングでゴールを決める札幌FWジェイ
20日の湘南戦でヘディングでゴールを決める札幌FWジェイ

◆明治安田生命J1リーグ第20節 札幌5―2湘南(20日・札幌厚別)

 2得点を挙げたジェイの存在が際立った湘南戦だった。3試合勝ちのない間は、1トップの列にシャドーの選手が入ったりしてうまく連動できていなかった。しかしボールが収まるジェイが真ん中にドンといてくれたため、周囲は彼を見ながらプレーできて、いざという時にはそこに出せばいいという安心感が出た。

 ボールが収まってから周りが動き出しては一歩攻撃が遅れるが、「ジェイに入れば収まる」と皆が瞬間に動けるので、攻撃はスムーズになる。ジェイを起点にシャドーがサポートし、出来たギャップをうまく使い、スペースを活用していた。

 先制点を挙げた進藤の働きも大きかった。福森の左クロスに逆サイドで頭から跳び込んだ得点は、決して簡単なものではない。ただ彼は技術に加え、ゴール前で「やってやるんだ」というメンタルの強さを持っている。守備して攻撃して、1・5人分の働きができる彼の得点が、試合を決定づけたと言っていい。

 正直言うと、勝てていない状況で走ってくる湘南相手にうまくいくかという心配もあった。その不安を一掃してくれた程、前線の連係がスムーズにいき、しっかり課題を修正した。今後もこの日のようにゴール前で気持ちを込めて戦えば、夏場の厳しい時期も乗り切っていける。(吉原宏太、1996~99年札幌FW)

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