右肩痛からの復活を目指す楽天の育成・由規投手(29)が、支配下選手復帰に向けた“最終テスト”を受けることが22日、分かった。登録期限が31日に迫っているが、石井GMが「2軍戦で投げている姿を直接見て判断する」と明かした。
由規は昨年6月に右肩を痛め、昨季限りでヤクルトを戦力外に。育成選手として地元・仙台の楽天に移籍。だが、ヤクルト時代に復帰に約5年を要した「右肩けん板損傷」と違って、今回は「骨挫傷」。完治後の5月17日にイースタン・西武戦(泉)で実戦復帰し、ここまで2軍で7試合(練習試合含む)に登板。計14回を投げて16三振を奪っている。
投球回は最長でも3回。現在は中継ぎで起用されているが、石井GMは「球数とかイニングはあまり関係ない。1軍で通用するボールが投げられるようになっているかどうかを見極めたい」と話した。