あと1年…なでしこGK山下杏也加、注目度危機感「メダルに近づけるように頑張っていきたい」

東京五輪でメダル獲得を目指す山下杏也加
東京五輪でメダル獲得を目指す山下杏也加

 東京五輪のサッカー女子は来年7月22日に開幕する。なでしこジャパンのGK山下杏也加(23)=日テレ=は、五輪を雪辱の舞台にする覚悟だ。

 フランスW杯は決勝トーナメントに進んだが、1回戦でオランダに1―2で敗れ16強で敗退した。次なる戦いの東京五輪は1年後に迫る。

 「五輪が東京であるっていう実感が、まだないです。この1年はあっという間。いかに大事にするか、W杯以上のパフォーマンスをするために何ができるか。準備期間、成長できる時間は十分ある」

 女子サッカーと同日、エース・上野由岐子を擁するソフトボールも開幕する。

 「上野さんはずっとチームを引っ張って、ベテランになった今も活躍していて、チームにとって大きな存在。結果を残さないとなかなか注目してもらえない環境は、女子サッカーと似ている気がします。東京五輪でメダルを取れるように自分たちも頑張るので一緒に頑張っていきたい」

 16年リオ五輪はアジア最終予選で敗退した。20歳だった山下はオーストラリア、韓国、中国に2敗1分けで突破が絶望的になった4戦目のベトナム戦に出場。6―1で勝利したが、最終的に出場権を獲得できなかった。

 「出場を逃した試合の後、スタンドで応援してくれた人たちからのヤジ、厳しい言葉がすごかった。先輩たちに比べて、深く考えずにサッカーをしていた」

 W杯を終え、女子サッカーの注目度に危機を感じている。

 「帰国して、メディアやサッカー関係者の反応があまりにも薄かった。本当に大会があったのかなっていうくらい。厳しい環境の中で結果を出し続けなきゃならないと痛感した。五輪はメダルを取った選手が注目される。その注目で違うチャレンジができる選手もいるから大事な大会」

 W杯は全4試合に出場。東京五輪でも主力として期待される山下は、リベンジの場と捉える。

 「W杯はビルドアップや日本の技術の高さは海外で通用すると感じた。もっと自分がリーダーシップを持って、いかにその後悔をぶつけるか。少しでも決勝、メダルに近づけるように頑張っていきたい」(小又 風花)

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