【東東京】上野学園・赤坂諒、自己最速タイ149キロ 修徳に大金星で初4強

1失点完投勝利し、ナインと喜ぶ上野学園・赤坂(右から2人目=カメラ・竹内 夏紀)
1失点完投勝利し、ナインと喜ぶ上野学園・赤坂(右から2人目=カメラ・竹内 夏紀)

◆第101回全国高校野球選手権東東京大会 ▽準々決勝 上野学園3―1修徳(22日・神宮)

 上野学園(東東京)はMAX149キロ右腕・赤坂諒(3年)が、修徳を相手に9回4安打1失点の完投勝利。打っても9番ながら4打数2安打2打点の活躍で、同校初のベスト4進出を決めた。見守った5球団10人のスカウトも高評価。勢いに乗り初の聖地を狙う。

 渾身(こんしん)の直球でねじ伏せた。ノーシードの上野学園の先発・赤坂は最終回、2死三塁のピンチで「アドレナリンが出て、体が動くようになった」とギアチェンジ。6番・岡崎秀馬三塁手(2年)の初球に自己最速タイの149キロを計測するなど直球で押しまくった。今大会558球目で二ゴロに仕留め初の4強入りが決まると、右腕を中心に歓喜の輪が広がった。

 今大会の5登板のうち4試合が完投。ネット裏で5球団のスカウトが見守る中で、春夏8度の甲子園出場を誇る修徳を撃破した。広島・苑田スカウト統括部長は終盤のギアチェンジには「肩の筋力、スタミナがある」と絶賛。楽天・鷹野スカウトも「腕が振れているから相手には脅威」と186センチの剛腕を評価した。

 2回に先取点を許すも、右腕は動じなかった。「抜いた直球が合ってなかった」と連投の疲れも考慮し、140キロ程度に球速を落とし、打たせて取る投球に変更。これが功を奏し、修徳打線を4安打1失点に封じた。

 2年時の最速は142キロ。昨夏は左足ひ骨を骨折し、メンバー外で、戦列復帰したのは秋。冬には、1日おきのペースで約100球の投げ込みを行い球速アップ。急成長を遂げた今春からエースを任された。

 150キロの大台に加え、初の甲子園が鮮明に見えてきた。2安打2打点と打撃でも勝利に貢献。準決勝(25日)は都立の強豪・小山台と対戦する。「ここで満足しない」。都心らしい15階建て校舎のごとく、志は高い。(竹内 夏紀)

 ◆赤坂 諒(あかさか・りょう)2002年2月26日、東京・足立区生まれ。17歳。上沼田小2年時に、友人らと軟式チーム「プレジデントジュニア」を立ち上げ、江北中では「ブラックキラーズ」(軟式)で外野兼投手。上野学園では1年秋に背番号11でベンチ入り。50メートル6秒3。遠投は100メートル以上。186センチ、83キロ。右投右打。家族は父、母、弟。

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