【静岡】静商・高田、1失点10K完投 自己記録2キロ更新146キロ

最後の打者を投ゴロで打ち取った静岡商の左腕・高田。自己最速の146キロをマークして3安打1失点で10三振を奪った
最後の打者を投ゴロで打ち取った静岡商の左腕・高田。自己最速の146キロをマークして3安打1失点で10三振を奪った

◆第101回全国高校野球選手権静岡大会 ▽2回戦 静岡商4―1知徳(21日、草薙)

 2回戦の残り16試合が行われ、早くもシードの一角が崩れた。藤枝明誠が第5シード飛龍を5―3で撃破。0―3の5回から救援した2年生右腕・小林大我が5安打無失点と好投し、逆転劇を呼び込んだ。第5シードの静岡商は2年生エース・高田琢登が自己最速を2キロ更新する146キロをマークし、3安打10Kで1失点完投。プロ注目右腕・栗田和斗(3年)を擁する知徳を4―1で下した。3回戦16試合は23日に行われる。

 プロ注目右腕との対決に気合が入った。シード校・静岡商の2年生左腕・高田が、知徳のMAX147キロ男の栗田に投げ勝った。初回に1点を失ったものの、2回以降はゼロを並べた。3回から安打も許さず、3安打1失点。「立ち上がりから当ててこられたので、2ケタは難しいと思っていた」。10Kを奪って第一関門を突破した。

 初回に自己記録を2キロ更新する146キロをマーク。「掲示板は見てなかったけど、スタンドが沸いたので出たかなって思いました」大会の雰囲気に後押しされた。「体力を残そうと思ったけど、応援団の声援で力が入った」。最終回にも144キロをマークするなど149球の熱投だった。

 組み合わせ抽選会が行われた先月22日。立花学園(神奈川)との練習試合で、バントした際に左手人さし指にボールを当てて打撲。本番まで対外試合なしのぶっつけ本番だった。「特に、違和感はなかった」。ケガの面から見れば、雨で日程が延びる運にも恵まれた。

 同級生でバッテリーを組む対馬勇斗(2年)は「低めの球が落ちなくなった」と相棒の進化を明かす。ネット裏には栗田を視察にプロ3球団のスカウトが訪れたが、広島・松本スカウトは「来年が楽しみだね」と来秋のドラフト候補に高田の名前を挙げた。

 3回戦は昨秋の県王者・御殿場西を撃破した湖西と対戦だ。「ここからは日程が詰まるので、チーム力が大事」と高田。2年生左腕が06年以来の甲子園を目指して投手陣の柱になる。(塩沢 武士)

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