【巨人】原監督、連夜の逆転負け「打たなきゃダメ」 12残塁に苦言

5回無死一、二塁、陽(手前)が見逃し三振に倒れ、ベンチで天を仰ぐ原監督(カメラ・馬場 秀則)
5回無死一、二塁、陽(手前)が見逃し三振に倒れ、ベンチで天を仰ぐ原監督(カメラ・馬場 秀則)

◆広島4―2巨人(20日・マツダスタジアム)

 巨人がマツダで連夜の逆転負け。3連敗を喫した。先発の今村が6回、バティスタに同点2ランを被弾。8回にはデラロサがバティスタに決勝2ランを浴びた。原監督は粘投の今村をねぎらいつつ、2ケタ安打しながら12残塁で2得点に終わった打線に活を入れた。広島には3カード連続の負け越し。今季の広島戦は4勝8敗1分けとなった。

 カープファンの歓喜の声が響く中、原監督は三塁ベンチ裏で冷静に試合を振り返った。10安打で2得点。約2か月ぶりの3連敗を喫し、「やっぱり、もうちょっと打たなきゃダメ。点数を取るように。勝負強いバッティング、ここっていうところでしょう」。計12残塁の攻撃陣に反省を促した。

 相手先発・床田の低めの球を各打者がじっくり見極めた。5回98球で降板させたのは粘った成果だが、好機であと一本が出なかった。3回は亀井のソロの後、2死満塁で陽が二ゴロ。5回1死満塁でも無得点だった。「やっぱり2点で逃げ切るということはね、そう簡単じゃないね」と原監督。追加点を取れない中、投手陣も全力を尽くしたが、5安打4得点のカープに2夜連続の逆転負けとなった。

 2位に8ゲーム差をつけて首位独走の原巨人だが、広島戦は4勝8敗1分けと唯一、負け越し。マツダでは今季2勝5敗1分けだ。スタンドが真っ赤に染まる異様な雰囲気に包まれ、なぜか、なかなか勝てない。選手もその理由が分かれば苦労しない訳だが、同球場では昨年までの3年間、巨人は13連敗を含む11勝25敗1分け。昨年までカープにいた丸は、今回のマツダでの2連敗をこう分析した。

 「野手が先制してからもうちょっと追加点を効果的に取っていたら、展開的に楽になったと思う。敵地ですからワンプレーで流れが変わってしまう。特にマツダはそういう球場。先制はできている訳ですから、悲観的にならず、次の1点をしっかり取ることですね」

 少なからず、カープの選手には過去3年間で築いたマツダでの巨人戦の自信があるのかもしれない。だとしたら、それを覆すことは簡単なことではない。丸が言うように、好機で1点ずつ確実に取っていくことが不可欠。吉村打撃総合コーチも、「先発(床田)を崩すまではいけなかった。取れる時に取っておかないと」と、拙攻の責任を背負った。

 カープを勢いに乗せた時の怖さはチーム全員が知っている。3連戦3戦目の21日は何とか嫌な流れを止めたい。安打は出ていて紙一重。原監督は「毎試合一緒よ。勝っても負けても。また明日は明日ということで」と切り替えて、球場を後にした。(片岡 優帆)

試合詳細

巨人

NEWS読売・報知 モバイルGIANTS ショップ報知 マガジン報知 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真販売 法人向け紙面・写真使用申請