【東東京】帝京の2年生左腕・田代、2試合連続で完封

2試合連続で完封した帝京・田代
2試合連続で完封した帝京・田代

◆第101回全国高校野球選手権 東東京大会 ▽4回戦 帝京2-0江戸川(神宮)

 この日も神宮のスコアボードに9つゼロを並べた。帝京の2年生左腕・田代涼太=写真=が9回を散発4安打の9奪三振。15日の実践学園との初戦に続き、2試合連続で完封した。

 「完封は素直にうれしい。でもチームが勝ったのが一番です」と話す田代は、投手として入学したわけではない。中学時代は一塁手だったが、188センチ、90キロの恵まれた体つきと、柔らかな腕の振りが前田三夫監督(70)の目に留まった。「最初はフォームも全然固まっていなかった。投手をやるのは小学6年以来で、本当に一からのスタートだった」と当時を振り返る。しかし、「やるからにはエースを目指そうと思った」と、憧れる自分と同じ左腕で、横浜のエース・及川雅貴(3年)のフォームを研究するなど地道に努力。昨秋と今春では背番号1を背負うまでに成長した。不安定な投球が続き、夏は背番号10だが、悔しさを糧に今大会は18イニング無失点の快投を続けている。

 2戦連続でエース級の活躍をみせた田代を指揮官は、「よく放ったと思う。勝ったからまぁ合格点かな」と笑顔で評価した。8年ぶり夏の聖地へ、そして平成と令和での元年Vへ、2年生左腕がゼロを刻み続ける。(奥津 友希乃)

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