リレー侍、世陸“金”へ新オーダー…ダイヤモンドLロンドン大会

リレーの3走を担うことになった桐生祥秀
リレーの3走を担うことになった桐生祥秀

 【ロンドン19日=細野友司】陸上のダイヤモンドリーグ(DL)ロンドン大会(21日)に参戦する日本の男子400メートルリレー代表が、〈1〉多田修平(23)〈2〉小池祐貴(24)=ともに住友電工=〈3〉桐生祥秀(23)=日本生命=〈4〉白石黄良々(きらら、23)=セレスポ=の走順で臨む見通しとなった。初の金メダルを目指すドーハ世界陸上(9~10月)へ、17年ロンドン世陸王者の英国と真剣勝負で手応えを深める。桐生と小池は、20日のDL100メートルにも参戦する。

 “リレー侍”が、新布陣で世陸&五輪へ加速する。DLロンドン大会は、18年アジア大会200メートル王者の小池を2走に初起用。桐生を昨年までの定位置だった3走に据える。ロンドン郊外での最終調整では、雨の中で小池―桐生のバトンパスを1本だけ試し、成功した。桐生は「感じは分かっている。普通にいけていると思う」。小池も「トップスピードと、スピード維持が重要な区間。どれくらい走れるか」と胸を躍らせた。

 17年ロンドン世陸金メダルの英国には、昨年大会で0秒45の大差で先着を許した。五輪、世陸の頂点へ最大のライバル。桐生は「食らいついていきたいし、勝つつもりでいく」。男子100メートル日本記録保持者のサニブラウン・ハキーム(20)=米フロリダ大=は背筋と太ももの痛みで不在だが、世陸王者との力量差は現在地を測る確かな目安となる。

 東京五輪をにらむ上でも重要な場だ。五輪切符はドーハ世陸上位8チームと、来年6月時点のランキング上位8チームが得る。ランキングは、各チームが期間内に出した最高記録で算出。日本は5月に出した38秒00で優位に立つが、今回で世界大会表彰台レベルの37秒台を出せば、五輪切符はさらに盤石となる。400メートルリレーデビューとなる白石は「伝統ある日本のリレー。出るからには責任も伴う」。勝負とタイムを両立し、東京へ貴重な一歩とする。

スポーツ

NEWS読売・報知 モバイルGIANTS ショップ報知 マガジン報知 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真販売 法人向け紙面・写真使用申請