元日本代表・松井大輔、モンゴル戦のカギは“横綱相撲”「どんと構えるべき」

松井大輔
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 横浜Cの元日本代表MF松井大輔(38)が18日、日本とカタールW杯アジア2次予選で同組になったモンゴル代表のミヒャエル・ワイス監督(54)の印象を語った。2002年から1年半、京都でコーチを務めたワイス氏。その指導を受けた松井は、“横綱相撲”がモンゴル戦のカギになると提言した。

 02年から1年半、京都でワイス氏から指導を受けたMF松井は16年前にもかかわらず、「覚えています」と即答。「時間にキチキチして、練習もきっちりするタイプ。しっかりした性格で、ザ・ドイツ人という感じ」と語った。

 当時の京都はゲルト・エンゲルス監督(62)の下、コーチのワイス氏とフィジカルコーチのヤン・シェツィーナ氏など首脳陣をドイツ人で固め、01年にJ2優勝。昇格した02年には松井や元韓国代表のMF朴智星を擁し、クラブ初タイトルとなる天皇杯優勝を達成した。松井は当時のスタイルを、「昔のドイツのサッカー」と表現する。「ボールをサイドに預けて、深い位置まで突破する。あとは、FWに合わせるクロスからゴールを狙う。練習からそれをきっちり植えつけていた。ワイスが監督になっても、きっとそういうサッカーを志向するはず」とした。

 モンゴルとは未対戦でデータが乏しいからこそ、局面での勝負がカギになる。フィジカルを前面に押し出したクロス中心の攻撃に対し、日本は189センチのDF吉田麻也(30)=サウサンプトン=と、188センチの冨安健洋(20)=ボローニャ=のセンターバックコンビが対応する。1月のアジア杯は全7試合6失点。アジア相手には強さと高さで圧倒したが、対戦回数が10回以上あるイランやサウジアラビアを完封したのに対し、初対戦のトルクメニスタンには2失点。“初物”への危うさも見えた。モンゴルの情報量は少なく、来年3月に氷点下の気温が予想されるアウェーゲームの環境も含め、森保一監督(50)も「イメージできない」と警戒する。

 それでも松井は、「クロスから攻める正攻法だからこそ振り回されず、どんと構えるべき」。格上の日本が“横綱相撲”をとることが重要だと説いた。(田中 雄己)

 ◆モンゴル アジア大陸北東部に位置し、ロシア、中国に囲まれた海のない国。首都はウランバートル。モンゴル高原などで移動式住居「ゲル」で暮らす遊牧民が知られる。羊肉料理がよく食べられている。面積は156万4100平方キロ(日本の約4倍)、人口は約324万人。公用語はモンゴル語。

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