【対戦国紹介】白鵬、モンゴルと日本がW杯予選「楽しみ」…目標は50年大会出場

スポーツ報知
モンゴルの基本布陣

 モンゴル出身の横綱・白鵬(宮城野)が17日、スポーツ報知の取材に応じ、サッカーのカタールW杯アジア2次予選で日本代表と同組に入った母国にエールを送った。

 モンゴル出身の横綱・白鵬は、日本との対戦が決まり「楽しみ」と声を弾ませた。サッカー人気はモンゴル相撲、バスケットボールに迫り、ウランバートルのバーでは若者が欧州CLなどに夢中で「選手の名前も全員知ってる」と白鵬。FIFAランクは187位と低いが「ようやく日本と対戦ができる」と感慨深げで「格上の日本に軍配が上がるとは思うけど、両チームとも精いっぱい頑張ってほしい」とエールを送った。

 3月のウランバートルの気温は夜は氷点下で、昼も10度以下だといい、寒さ対策が必要となる。もう一つ、やっかいなのがボールに影響を及ぼす風だ。

 記者は2008年8月、大相撲の巡業のため現地を訪れた。周囲に遮るものがない草原近くに建設された空港に着陸する直前、“事件”は起きた。飛行機が突風にあおられ、片翼が地面に着きそうになった。青ざめた報道陣を尻目に当時横綱だった朝青龍が言い放った。「これぐらいでビビるなよ。ここは風が強く、世界で2番目に危険な空港なんだよ」。1番目がどこかは教えてくれなかったが、大草原が生み出す“風のいたずら”には警戒が必要だ。現在は、ビルが立ち並ぶほど発展しているという。何より、モンゴル人力士の登場で、人々は日本人に親しみを持って接してくれるだろう。(斎藤 成俊)

 ◆フィジカル強くアグレッシブ

 FIFAランクは187位と後れを取るが、2050年のW杯出場を目標に掲げている。フィジカルの強さを武器にしたアグレッシブなサッカーが持ち味。国内リーグは発展途上で、ホームスタジアムを持つチームは2チームだけ。外国籍選手の中では、日本人が最も多く所属している。18年ロシアW杯最終予選は、東ティモールに敗れて参加チーム最速で敗退。今回は、1次予選でブルネイを倒して史上初の2次予選進出を果たした。22歳ながらゴールを守るGKサイクハンクルンら比較的年齢層は低く、勢いは十分だ。

 ◆モンゴル ユーラシア大陸西部に位置し、ロシア、中国に囲まれた海のない国。首都はウランバートル。モンゴル高原などで移動式住居「ゲル」で暮らす遊牧民が知られる。羊肉料理がよく食べられている。面積は156万4100平方キロ(日本の約4倍)、人口は約324万人。公用語はモンゴル語。

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