【南北海道】東海大札幌、道内唯一のU18日本代表候補・小林珠維の投打に渡る活躍で4強一番乗り 

スポーツ報知
5回2死、公式戦初の左越えソロを放つ東海大札幌・小林珠(カメラ・川上 大志)

◆第101回全国高校野球選手権 南北海道大会 ▽準々決勝 東海大札幌6―0函館大柏稜(17日・札幌円山球場) 

 5年ぶり6度目の夏の甲子園出場を狙う東海大札幌が函館大柏稜に6―0でシャットアウト勝ち。先発した高校日本代表候補で最速150キロ右腕の小林珠維(3年)が、この日最速147キロの直球とスライダーを織り交ぜ、7回4安打無失点。打っても4番として4―0の5回2死から左越えソロを放ち、投打で活躍してみせた。

 今夏は背番号10で臨む。1回戦の鵡川戦(15日)では背番号1の右腕・鈴木一茶(3年)が5回1失点&逆転弾で存在感を発揮。小林珠は「初戦の鈴木を見て、心に火が付いていた。自分も役割をしっかり果たそうと臨んだ」と胸を張った。

 今をときめく岩手・大船渡の佐々木朗希らと共に臨んだ代表合宿では、佐々木が投じた163キロを目の前で味わった。「あのときは三塁ベンチから(投球を)見ていて、あまりに速すぎてボールが見えなかった。甲子園に出て、あの球を打ち返してみたい」。春夏11度出場の名門校が5年間遠ざかっている甲子園へ、強い意欲をのぞかせた。

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