日本初の2年連続開幕戦勝利 森下暢仁、5回毎回9K0封

森下暢仁
森下暢仁

◆報知新聞社後援 第43回日米大学野球第1戦 日本3―0米国(16日・松山)

 16年以来の地元開催で同年以来の優勝を狙う日本が最高のスタートを切った。今秋ドラフト1位候補で最速155キロを誇る森下暢仁(まさと)投手(明大4年)が5回無失点、毎回の9奪三振で日本選手初となる2大会連続の開幕戦勝利をマーク。日本は5投手の完封リレーで計18三振を奪って先勝した。

 日本のエースが、メジャー予備軍の前に立ちはだかった。森下暢は最速151キロの直球でコーナーを突き、110キロ前後のカーブで幻惑した。継投策を取るチーム方針で5回、66球で降板。毎回の9Kを奪った。「何としても初戦を取って、いい流れをつくらないといけないと思っていました」。2大会連続の開幕投手は76、77年の法大・江川卓らに次いで5人目だが、連勝は史上初の快挙だ。

 進化を見せつけた。日米大学野球には2年時から3年連続で出場。過去2年の経験で、米国打線が高低の揺さぶりに弱いことは把握済み。高めの直球とカーブで翻弄した。さらに「この2年で自分も成長している部分がある」と新たにカットボールを多投し、面白いように空を切らせ続けた。

 視察したソフトバンクの永井編成育成本部長は「大学選手権から調子はずっと上向き。真っすぐはガン表示以上の速さを感じたし、カーブもうまく使っていた」と、地元・九州(大分)出身の即戦力右腕を絶賛した。

 チームは5戦全勝Vを目標に掲げ、先発は150キロ左腕・早川隆久(早大3年)との2人で回す方針。中1日で18日の第3戦(岩国)に先発予定の森下暢は「もっと勢いがつけられるピッチングがしたい」と頼もしかった。(片岡 泰彦)

 ◆森下 暢仁(もりした・まさと)1997年8月25日、大分市生まれ。21歳。小3から野球を始め、大分商では1年夏に甲子園出場。3年時にU―18W杯日本代表入り。明大では1年春からリーグ戦に登板し、通算35登板で13勝9敗、防御率2・78。今年の全日本大学選手権で優勝。大学日本代表には2年時から3年連続で選ばれ、17年ユニバーシアード金メダル、18年ハーレム国際大会優勝。180センチ、75キロ。右投右打。

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