フィッシングショー、生まれ変わって食と体験のお祭り「釣りフェスティバル」に

「見て、触って楽しむ」フィッシングショーから体験型の釣りフェスティバルへ生まれ変わる(写真は今年のフィッシングショーの風景)
「見て、触って楽しむ」フィッシングショーから体験型の釣りフェスティバルへ生まれ変わる(写真は今年のフィッシングショーの風景)
釣りフェスティバルでは、釣り体験や釣り魚が食べられるゾーンが拡充される(写真は予想図)
釣りフェスティバルでは、釣り体験や釣り魚が食べられるゾーンが拡充される(写真は予想図)

 釣りファンのための一大イベント「ジャパンフィッシングショー」が変わる。2020年1月から「釣りフェスティバル」と名前を改め、未経験者やアウトドアファンにも楽しめる祭典となる。従来の新製品展示に加え、釣りを実際に体験できる「リアルフィッシングワールド」、アウトドアファンに向けた「アウトドアフィールド」、そして食をテーマとした日本初の「釣りめしスタジアム」が設けられる。「体験」と「食」で釣り人口拡大をもくろんでいる。

 ショーからフェスティバルへ。年始恒例の釣りファン注目イベントが大きく変わる。これまでは最新釣り具の展示が中心。釣り具を見て触って、楽しむ見本市だった。しかし、来年から「体験」と「食」が加わる。「釣りをもっと身近に感じてもらい、多くの人に釣りの魅力と楽しさを知ってもらいたい」と主催する日本釣用品工業会の阿部智明さんはいう。

 新製品の展示に加え、新たに3つのゾーンができる。実際に釣りが体験できる「リアルフィッシングワールド」。カヤックやサップなどを紹介する「アウトドアフィールド」。そして、釣り関連の料理が味わえる「釣りめしスタジアム」だ。目玉となる「釣りめしスタジアム」のアドバイザーには「横濱カレーミュージアム」や「自由が丘スイーツフォレスト」などを手がけた池澤守さん、プロデューサーには、様々な料理に精通するフードジャーナリストのはんつ遠藤さんを起用した。

 池澤さんは「釣りめしは新しいジャンル。『食』は誰もが興味を持つものなので、釣りめしを文化にしていき、釣り人口拡大につなげたい」と意気込む。「今回は釣りのターゲットになる魚の料理が食べられる店が十数軒並びます。来場者にはそこの楽しさに気づいてもらえると思う」と遠藤さん。既存の人気有名店に加え、釣りに詳しい料理人などが店を出す予定だ。

 すでに“出店第1号”は決まった。外房・大原にある夷隅東部漁業協同組合の直営店「いさばや」だ。名物の「たこ飯」のほかサメ料理も提供する予定。さらには関東を中心に各漁港で食べられる「漁港めし」、全国各地の地域限定釣りめし、魚を使ったスイーツの提供も検討されている。

 「リアルフィッシングワールド」では、釣った魚をその場で食べるコーナーの計画もある。これまでニジマス釣りの体験コーナーはあったものの、釣るだけだった。「釣った魚をすぐに食べてもらいたい。料理のレシピやおろし方、その魚がどこで釣れるかまでを知らせることができれば、もっと釣りに興味をもってもらえる」と池澤さんはもくろむ。

 かつては5万5000人以上の来場者数を誇っていたフィッシングショー。しかし、東日本大震災や各地で開催されるフィッシングショーの影響でここ数年は、4万人程度にとどまっている。今回の“大改革”で釣り人口拡大の起爆剤になるか、注目だ。(高田 典孝)

 ◆アウトドア派にも

 「アウトドアフィールド」では、カヤックやサップなどを紹介する。「アウトドアを楽しむ人に釣りもやってみたいと思ってほしい。カヤックやサップは釣りと組み合わせやすいので、釣り体験の入り口となりやすい」と阿部さんはいう。そのほかテントなどキャンプ道具の展示も行う。

 ◆釣りフェスティバル2020 in Yokohama

 主催 日本釣用品工業会

 期間 2020年1月17~19日

 場所 パシフィコ横浜(横浜市西区)

 開場時間 17日12~18時。18、19日9~17時。

 入場料金 前売り1300円、当日1500円。70歳以上と高校生以下は無料。

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