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【サマー馬ケーション】横山武史騎手、父・典弘騎手反対もフォーム改造…向上心は父譲り

競馬とストイックに向き合う横山武
競馬とストイックに向き合う横山武

 若手ジョッキーは通算100勝を挙げて減量特典がなくなる時が「ターニングポイント」になると言われる。他の一流騎手と同じ条件で戦うことになり、騎乗依頼が減る例もあるためだ。デビュー3年目の横山武史騎手(20)=美浦・鈴木伸厩舎=は、現在通算79勝。先週の函館記念ではアーバンキッド(9着)で自身5度目の重賞騎乗を経験した成長株だ。

 順風満帆な騎手人生に見えるが、昨年12月にあえて騎乗フォームを丸っきり変えた。ブレの少ないアメリカンスタイルから、体全体を使ったアクションの大きいヨーロピアンスタイルへ。世界的名手のライアン・ムーア騎手を思い浮かべるとイメージが湧くだろうか。

 「右回りを真逆の左回りに変えるようなもので、全く別(のフォーム)。でも、減量が取れる前が勝負ですし、何かを変えていったりするなかでも結果を残していかないといけないと思うんです」

 自身の骨格や体の使い方を個人トレーナーと考えた時、今の形の方がマッチすると昨年12月からチャレンジ。現役屈指の名手である父・典弘騎手からは反対されたというが、それだけで彼の意識の高さがうかがえる。

 とはいえ“最高のお手本”である父からは、折に触れて助言をもらえる立場。「酒やたばこはダメと言われている。車(の運転)も、飛び出しとか何があるか分からないからやめておこうと思っています」と、ストイックな性格は父譲りなのかもしれない。

 今年2月にトワイライトライフで勝った周防灘特別(4歳上1000万=現2勝クラス、小倉・芝1200メートル)は、父から「よく内で我慢したな」と珍しく褒められたレースだという。「力強く追う方に目が行きがちですけど、足をうまく上げて“抜く”ことで、馬に負担をかけないことが大事なんですよ」。そんなふうに記者にも真剣に技術論を語ってくれるタケシ君は、向上心の塊。つい応援したくなるナイスガイだ。(坂本 達洋)

 ◆横山 武史(よこやま・たけし)1998年12月22日、茨城県生まれ。20歳。美浦・鈴木伸尋厩舎所属。横山典弘騎手の三男で、兄・和生も騎手。3年目の今年はここまでJRA31勝。1回小倉で10勝、1回新潟で7勝を挙げてそれぞれ開催リーディングに輝いた。JRA通算79勝。161・6センチ、45・3キロ。血液型O。

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