桑田氏が恩師・中村氏の前で3連続K! PL、大阪4強入りでマスターズ甲子園出場に前進

マスターズ甲子園2019大阪府予選準々決勝で先発登板したPL学園OB・桑田氏
マスターズ甲子園2019大阪府予選準々決勝で先発登板したPL学園OB・桑田氏

◆マスターズ甲子園2019 大阪予選準々決勝・PL学園24―1富田林(15日・みなと堺グリーン球場)

 元高校球児が再び甲子園を目指す「マスターズ甲子園」の大阪予選に初参加したPL学園OBチームが、富田林OBに24―1で圧勝した。硬式野球部OB会会長を務める元巨人の桑田真澄氏(51)=スポーツ報知評論家=が「4番・投手」で先発した。

 PL学園を率いて甲子園で春夏6度の優勝を含む通算58勝を挙げた名将・中村順司元監督(72)が、総監督として初めてベンチ入りする中、5月の2回戦に続く先発マウンドを託された桑田氏は奪三振ショーを見せた。初回、先頭に左前打を許したが後続を見逃し、空振り、見逃しの3連続K。相手の3番打者を変化球で三振に仕留めた際には、観客から「あのカーブは打たれへんわ…」というため息も漏れた。1回をピシャリと抑えた教え子に、中村氏は「筋肉が太く強くなって、理想的に彼らしく投げている。投手の手本になるような投げ方」と称賛した。

 桑田氏は2、3回は遊撃の守備に就き、華麗なジャンピングスローも披露した。試合後は指揮官にウィニングボールをプレゼント。「もう年齢が年齢なのでベストを尽くすだけ。0点に抑えることができて良かった。中村監督とはいろんな話をしました。同じユニホームを着て、野球をできたのは非常にうれしい」と勝利の余韻に浸った。

 中村氏は高校野球指導者として最後の試合となった1998年センバツ準決勝以来、21年ぶりにPLのユニホームに袖を通した。試合後のミーティングでは選手たちに「良い試合をさせてもらってありがとう。みんな、ユニホーム似合っていたよ!」と声をかけ、笑顔で写真に納まった。また、取材に対して「(ユニホームは)久しぶりだなと。現役時代も懐かしくなった。(試合に)出たかったですけどね。PLのユニホームを見られてうれしかったし、楽しかったし良い1日でした」と柔らかい笑みを浮かべた。

 自身もプレーし、現在は休部状態にある野球部については「良いユニホームだなと思うし、PLで野球をやれたことは誇り。早く復活してほしいし、こういった活動が今後につながっていけばいい」と切実な思いを明かした。そのための第一歩、マスターズ甲子園出場まで、代表決定戦を含めてあと3勝。次の準決勝(21日、対都島工、寝屋川公園第2球場)に向けて桑田氏は「また新たな気持ちで次の試合を迎えたい」と意気込んだ。

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