ヤマハ、3年ぶりに勝った 矢幡主将が延長10回V二塁打

延長10回2死二塁でヤマハ矢幡が左中間へ決勝の二塁打を放つ
延長10回2死二塁でヤマハ矢幡が左中間へ決勝の二塁打を放つ
6回途中から登板して好投したヤマハ九谷
6回途中から登板して好投したヤマハ九谷

◆都市対抗野球 ▽1回戦 ヤマハ2―1七十七銀行=延長10回=(14日・東京ドーム)

 ヤマハが3年ぶりの晴れ舞台で初戦を突破した。1回戦が行われ、ヤマハ(浜松市)は七十七銀行(仙台市)と対戦。序盤は動きが堅く、なかなか好機を生かせなかったが、同点の延長10回2死二塁から3番・矢幡勇人主将(29、専大)が適時二塁打。2―1で勝利を飾り、駆けつけた応援団1万2千人の声援に応えた。19日の2回戦ではJR東日本(東京都)と対戦する。

 ヤマハの頼れる主将、矢幡が勝負を決めた。1―1の同点で迎えた延長10回。専大の1年先輩にあたる1番・青柳直樹(29)が、二塁打を放って作った2死二塁のチャンス。「ここで打たなきゃ」狙っていたのは、8回の第4打席で、空振り三振に仕留められたストレート。カウント1―1からの3球目を強振すると、打球は横っ跳びした左翼手のグラブをかすめて左中間へ。待望の勝ち越し点がドームのスコアボードに刻まれた。

 3年ぶりにつかんだ本大会切符。2年間出場を逃して苦しんできただけに、簡単に負けられなかった。二塁ベース上でガッツポーズを繰り返した視線の先にいたのは、三塁側スタンドを埋め尽くした応援団、一般社員や家族たち。詰め掛けた1万2千人が、左翼ポールを越えた外野席まで埋めていた。「入社7年目で初めての光景。力をもらえた。こんなにたくさんの人の前で打ててよかった」と感謝した。

 都市対抗を初めて経験する選手も多く、普段のプレーができなかった。初回にいきなり内野の失策で失点。3回に追いついたが、7回無死二塁や9回無死一塁のチャンスを生かせない。七十七銀行の4投手の前に計12三振。それでも先発の近藤卓也(24)が2安打、6回途中から救援した九谷青孝(29)が相手打線を無安打に抑えて流れを渡さず、全員で粘った末に白星をつかんだ。

 2本の二塁打で2得点にからんだ青柳は「やはりドームは雰囲気が違います」と勝利を喜んだ。次の相手はJR東日本。昨年ベスト4の強敵だが、粘り強く戦うだけだ。(里見 祐司)

延長10回2死二塁でヤマハ矢幡が左中間へ決勝の二塁打を放つ
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