【福井】丹生高・玉村が毎回の16奪三振! “越前のドクターK”降臨にプロ10球団が熱視線

9回途中16三振を奪った丹生(にゅう)の玉村昇悟投手
9回途中16三振を奪った丹生(にゅう)の玉村昇悟投手

◆第101回全国高校野球選手権福井大会 ▽1回戦 丹生6―2武生商(14日・福井県営球場)

 丹生(にゅう)高のプロ注目左腕・玉村昇悟投手(3年)が8回1/3を5安打2失点、そして毎回の16奪三振でチームを勝利に導いた。140キロ台の直球を中心に2回から4回にかけて圧巻の7連続三振。4回1死に相手の2番で父方のいとこでもある佐藤芳生左翼手(2年)に、セーフティーバントを試みられ連続記録が途切れてしまい「何日か前にうちの家に来て『打つ』と宣言していたらしいです。やられました…」と苦笑いしたが「三振は流れを持ってくるので、追い込んだら狙っています」という言葉通り“越前のドクターK”っぷりは存分に見せつけた。

 公立校に現れた177センチ左腕には、ネット裏から巨人などプロ10球団の熱視線が注がれた。進路についてはまだ未定だが、最後の夏は「甲子園出場が目標。そのためにも1戦必勝で目の前の敵に全力でいく。そこはみんなで徹底しています」と力を込めた。エースに加えて打っては主軸の5番、さらには主将と三刀流をこなす。新チームになった際、春木竜一監督(46)が選手数人に呼びかけた「(主将は)どうする?」という問いかけに「僕がやります! 僕しかいない」と立候補したのが玉村だった。指揮官は「良い主将です。失敗しても俺が帳消しにしてやる!付いてこい!ってタイプ」と評価しており、この日もマウンドで時折笑みも浮かべながら表情豊かにチームを盛り上げた。

 2年生の伊藤秀太郎投手に経験を積ませるため、玉村は9回の先頭を三振に斬り、毎回奪三振を達成した後マウンドを降りた。まずは夏1勝を挙げたが「自己採点は60点。2点も取られてしまった。浮く球も多くて四球も出してしまった。リズムも流れもイマイチで、みんなの足を引っ張ってしまった」と強みである制球面で課題が出た様子。「次は守備からリズムをつくって、打つ方でも仕事をしたい」とさらなる爆発を誓った。

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