【兵庫】明石商の背番号「11」溝尾、10K完封…センバツ左翼で出場も野手失格

最後の打者を三振に取り、雄たけびを上げる明石商・溝尾
最後の打者を三振に取り、雄たけびを上げる明石商・溝尾

◆第101回全国高校野球選手権 兵庫大会 ▽2回戦 明石商4-0三田学園(13日・明石トーカロ)

 明石商の背番号「11」溝尾海陸(かいり)投手(3年)が、“野手失格”から大逆転の完封勝利を挙げた。走者を背負いながらも、8回以外毎回の10奪三振。2年生エースで今春センバツ4強入りの立役者となった中森に代わって「野球人生で初めて」という9回を投げきり「回を追うごとに自信につながった。(9回は)これだけ疲れるんだなと。もっと体力をつけないと」と初々しく振り返った。

 センバツでは左翼手として3試合で先発した。しかし夏は打撃不振で、狭間善徳監督(55)から「打たないからベンチを外す」と通告された。しかしセンバツでは2回戦で1/3回3失点(自責は2)と散々だった投手としては、練習試合などで好投。野手ではなく投手として、部員111人の競争を勝ち抜き最後の夏の背番号をゲットした。初戦先発の大役を完封という最高の形で全うし「よく投げた」と指揮官。3季連続甲子園出場を目指す公立校に、また新たなピースが加わった。(筒井 琴美)

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