【神奈川】“ハマの番長”Jr.の応援に来た

◆第101回全国高校野球選手権神奈川大会 ▽1回戦 平塚学園6―3相模原総合(13日・いせはらサンシャイン・スタジアム)

 番長をほうふつとさせる曲、嶋大輔の「男の勲章」が流れる応援スタンド。そこには“ハマの番長”ではなく、父親としての三浦大輔がいた。チームカラーの青いTシャツに、メガホンを両手に平塚学園へ声援を送るのはDeNA・三浦大輔投手コーチ(45)。視線の先には長男・澪央斗(れおと)投手(3年)がいた。

 「出ることがあれば思い切りやれよ」。高校から寮生活を送る息子に、前日の夜に電話で激励。「仲間との最後の夏。思い切り楽しんでくれれば」と、思いを語った。この日、澪央斗は6回から肩をあたためるも、登板機会はなく、「常に成長をしてきたい」と、勝利のために次を見据えた。現役時代の父と同じ背番号「18」を背負って臨む高校最後の夏。勝ち進めば思い出の場所が見えてくる。

 2016年、横浜スタジアムで行われた三浦投手コーチの現役引退試合で始球式を行った。そのマウンドで「自分が仕事をした場所を息子に体験してもらいたかった」という父の願いを受け止めたかのような堂々たる一球を投じた。あれから3年。「もう一度あの場所で投げたい」と、熱い思いを秘めている。

 チームは1点ビハインドの5回、4点を奪っての逆転勝利。1998年以来の夏制覇に向けては順調な滑り出し。背番号18は静かに闘志を燃やしている。(竹内 夏紀)

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