【神奈川】ノムさん孫、星槎国際湘南・忠克が代打登場も初安打ならず

途中出場で2打数無安打に終わった星槎国際湘南・野村忠克
途中出場で2打数無安打に終わった星槎国際湘南・野村忠克

◆第101回全国高校野球選手権神奈川大会 ▽1回戦 星槎国際湘南16―0海洋科学(13日・小田原)

 打球が外野を抜けるたび、野村忠克右翼手(3年)は三塁コーチスボックスで両腕をグルグルと回した。4回には代打で登場。2打数無安打と公式戦初安打はならなかったが、夏初戦を全力で駆け抜けた。5回コールドでの快勝に「とりあえず一安心。秋や春とはどこか違った。緊張しました」と笑った。

 名将・野村克也氏(84)の孫で、楽天・野村克則2軍バッテリー兼守備作戦コーチ(45)を父に持つ。「『野村』という肩書で野球をやってきている。思うようにいかなくて(気持ちが)落ちたときもあったけど、乗り越えてきた。結果が出なくても、チームのためにやることはある」と語った。

 背番号は「17」。副将を務め、主に三塁コーチャーとしてチームを支えている。桐蔭学園時代には、巨人の高橋由伸前監督(44)らを育てた土屋恵三郎監督(65)も「まじめで素直。ムードメーカーでチームを盛り上げる。打ってくれればよかったけど、そういう点ではいい子」と信頼を寄せる。

 日本でも有数の野球家系。「プレッシャーもはじめはあったけど、今は自分の野球ができれば」。中学までは内野手で高校では外野手。捕手をやったことはないが、思考は守備型だと認める忠克。このチームで一日でも長く戦い続けるため、自らにできることを全うしていく。(山口 泰史)

 ◆野村克也&克則の高校時代 克也は峰山(京都)時代の1年夏は初戦でコールド負け。2年夏は1勝したが、次の試合でまたしてもコールド負け。3年夏も初戦で敗退と甲子園出場はならなかった。克則は堀越(西東京)で3年夏に準決勝へ進出したが、世田谷学園に延長11回、6―8で惜敗。甲子園切符を逃した。

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