【静岡】静高が好発進!斎藤来、令和夏1号…昨春センバツ2三塁打男、昨秋離脱で5月に復帰

5回に勝ち越しソロを放ち三塁を回りながら笑顔をのぞかせた静高・斎藤来
5回に勝ち越しソロを放ち三塁を回りながら笑顔をのぞかせた静高・斎藤来

◆第101回全国高校野球選手権 静岡大会 ▽1回戦 静岡7-2清水西(13日・清水庵原)

 1回戦23試合が行われ、清水西と対戦した静岡高は同点の5回に3番・斎藤来音(らいね、3年)が令和元年の大会第1号ソロを放って勝ち越し。終盤にも加点し、7―2で快勝した。連合チームで初めて夏の大会に臨んだ佐久間・遠江総合は富士東に5―8で競り負けた。磐田南は昨秋県準Vの清水桜が丘に逆転勝ち。1回戦残り23試合は14日に行われる。

 静高の主砲・斎藤来が待望の1発を放った。2―2の同点で迎えた5回2死走者なし。内角スライダーを振り切ると、高く舞い上がった打球は右翼ポール際を通過して外野スタンドへ。「自分のスイングをしようと思った結果です。ファウルになるかと思った」。高校通算14号に、三塁を回る際には白い歯がこぼれ、試合後に「大会1号」と知ると「オッシャ! うれしいです!」と声を弾ませた。

 昨春のセンバツ甲子園で三塁打2本を放っているスラッガー。秋の東海大会後、腰痛に苦しみ、ヘルニアの診断で12月に手術を受けた。1か月は何もできず、バットを振れるようになったのは今年3月。5月にようやく実戦復帰した。

 不在だった春季中部大会でチームは初戦敗退。10年ぶりにノーシードで迎えた夏だった。公式戦の経験が少ない分、序盤の攻撃はもたついた。それだけに「あの1発は大きかった」と栗林俊輔監督(46)は目を細めた。小岩和音主将(3年)も「あいつ(来音)がいるといないじゃ全然違います」と仲間の完全復活を喜んだ。

 頼れる背番号9は、0―1の初回1死二塁で同点打を放つと、8回の守備では右前に落ちそうな飛球を華麗にスライディングキャッチ。「初めてやりました。もう腰は大丈夫です」と笑った。

あす因縁の静岡西倒す 春の大会で敗れた因縁の地・清水庵原球場で勝利を飾り、15日の2回戦では、その敗れた相手・静岡西と雪辱戦に臨む。だが「いつも通りやるだけ」と斎藤来に気負いはない。無心の大砲が静高打線を引っ張っていく。(里見 祐司)

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