【尾車親方の目】高安「今場所は優勝します」と堂々宣言しろ

碧山(右)を寄り切りで下した高安
碧山(右)を寄り切りで下した高安

 高安の立ち合いは碧山の当たりをしっかりと受け止め左下手を入れた。巻き替えられた後、振られてまわしを切られたが、前傾姿勢を崩さなかった。足を送って、腰を落として万全の形で碧山を押し出した。

 やっと高安らしい動きになってきたと思う。2日目の竜電、3日目の遠藤との一番は2日連続の取り直しとなった。あの時のバタバタ感はもうない。落ち着いて相撲を取れている。唯一の課題は立ち合いだろう。左を差す形はスムーズになってきたが、上位陣との対戦では、横綱・白鵬をはじき飛ばした時のような強烈なかち上げも必要になってくる。相手によって立ち合いを変えるべきだろう。

 横綱、大関陣で優勝経験がないのは高安だけ。さらに御嶽海、玉鷲、朝乃山にも先を越されてしまった。悔しいなら「(優勝は)自分の相撲を取りきった結果です」という悠長なコメントは口にするな。「今場所は優勝します」と堂々と宣言してほしい。(スポーツ報知評論家)

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