【仙台】シュミット、ありがとう!有終飾れず…感極まり涙

チームメートに胴上げされる仙台GKシュミット
チームメートに胴上げされる仙台GKシュミット

◆明治安田生命J1リーグ第19節 仙台0―4鹿島(13日・ユアテックスタジアム仙台)

 J1ベガルタ仙台はホームで鹿島に0―4で完敗。リーグ戦2連敗、ホームの連勝は6でストップ。今夏ベルギー1部・シントトロイデンへ完全移籍する日本代表GKシュミット・ダニエル(27)はこの試合が仙台でのラストマッチだったが、勝利で飾ることはできなかった。試合後は壮行セレモニーが行われ、多くのサポーターに送り出された。ベルギーリーグの開幕戦は27日(日本時間28日)。15日に渡欧する。

 シュミットのラストマッチはほろ苦いものとなった。前節の浦和戦(0●1)でDFシマオマテ(31)が負傷し、退場となったU22日本代表MF椎橋慧也(22)は出場停止。守備力に長(た)けた2人の主力を欠く中、前半16分、相手FWセルジーニョ(24)に先制弾を許し、同46分にも追加点を決められた。

 シュミットは前半11分に相手FW土居との1対1をしのぎ、同28分のMFレアンドロの強烈なシュートを横っ飛びで防ぐなど好プレーも見せたが、後半22分、30分に失点。0―4と完敗を喫した。

 試合後には壮行セレモニーが行われ、スタジアムに駆けつけた多くのサポーターが守護神に温かい声援を送った。シュミットは「こんな試合の後にセレモニーをすることになるとは思わなかった。申し訳ないです」と苦笑い。仙台で苦楽をともにしてきた石野智顕GKコーチ(43)、GK関憲太郎(32)、GK川浪吾郎(27)から花束を受け取ると感極まり、涙があふれた。

 次はベルギーから仙台へ良いニュースを届ける。シュミットは「いつか大きくなって仙台に帰ってきます」とサポーターたちに誓った。悔しい敗戦も成長の糧に変え、世界で活躍し、日本を代表するGKを目指す。(小林 泰斗)

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