【秋田】明桜、主将の加藤が猛打&盗塁&補殺の大暴れ

3回1死二、三塁のピンチを無失点で切り抜け、先発の工藤投手(右)をねぎらう加藤捕手(中)
3回1死二、三塁のピンチを無失点で切り抜け、先発の工藤投手(右)をねぎらう加藤捕手(中)

◆第101回全国高校野球選手権 秋田大会 ▽2回戦(13日)秋田3―4明桜(こまちスタジアム)

 秋田2回戦は第1シードの明桜が秋田に4―3で勝利。主将の加藤洋平捕手(3年)が5打数3安打2打点の活躍を見せ、2年ぶりの夏制覇に順調なスタートを切った。

 頼れる主将が、快音を響かせた。1―1の同点で迎えた4回1死満塁。明桜・加藤主将の引っ張った打球が、一、二塁間を破った。右翼から本塁への送球間に二塁ベースを陥れた主将は、ベンチに向かって右手を突き上げた。5打数3安打2打点の活躍に「3安打できて良かった」と胸を張った。

 166センチの扇の要は、切り込み隊長でもある。今春から「1番」を任された。50メートル走6秒3の快足を生かし、この日は1盗塁。1点を追う3回1死無走者の場面では中前打。相手の失策などで三進すると、2死後に相手先発・高橋の暴投でホームを踏んだ。

 守備でも魅せた。6回に2点を返され、4―3で迎えた7回1死一塁では、自慢の強肩で塩津健志朗(3年)の二盗を阻止。二塁までの送球タイム約1・9秒という強肩捕手は「何度もエンドランを仕掛けられていた。(盗塁は)警戒していた」と胸を張った。

 昨夏の決勝は、吉田輝星(現日本ハム)率いる金足農に0―2。好投手の前に4安打完封負けを喫した。輿石重弘監督(55)はナイン全員に打撃力の向上を厳命。加藤主将も1日に約500スイングを振り込み、雪辱を誓ってきた。

 指揮官は「加藤はしっかりやってくれている」と手放しでたたえた。加藤主将は「昨年の冬と春に打ち込んできたことが、今日の結果につながった」と充実感をにじませた。走攻守の三拍子そろった異色の捕手が、2年ぶりの夏制覇までチームを引っ張る。

(高橋 宏磁)

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