箱根駅伝復活を目指す立大の郭総長と上野監督が公開対談「将来は日本一に、世界へ」

立大の上野裕一郎監督(左)と郭洋春総長が対談
立大の上野裕一郎監督(左)と郭洋春総長が対談

 箱根駅伝復活出場を目指す立教大の郭洋春総長(59)と上野裕一郎監督(33)が13日、長野・上田市のザ・グランドティアラ上田高砂殿で公開対談を行い、大会史上最長ブランクとなる半世紀以上ぶりの復活にかける思いを語り合った。上野監督は、上田市近隣の佐久市出身ということもあり、多くの卒業生や陸上ファンが駆けつけ、2人の話に聴き入った。

 昨年11月、立大は2024年1月に行われる第100回箱根駅伝出場を目指す「立教箱根駅伝2024」事業を発表。中大、エスビー食品、DeNAで活躍した上野監督を招聘(しょうへい)し、男子駅伝チームの強化に乗り出した。郭総長は「箱根駅伝に出場することで、約21万人の卒業生、約2万人の現役学生、立教ファミリーが一体感を持てる、きっかけになれると思うのです」と事業をたちあげた理由を熱く説明した。その上で「現時点で箱根駅伝に51年、出られていない。ゼロからのスタートという時、上野監督が立教に新しい風を吹かせてくれるでしょう」と指導者初挑戦の33歳に対する期待を明かした。

 立大は、昨年の予選会は28位で敗退。ぎりぎりの11位で通過した上武大とは37分45秒の大差があった。年々、激化する予選会を突破することは決して簡単なことではないが、トップクラスの人気とブランド力を持つ立大は早くも多くの有力高校生ランナーが興味を示すなど、未知数の潜在能力を秘めている。

 立大は通算27回の箱根駅伝出場を誇るが、1968年大会が最後の晴れ舞台。立大が本戦に復活した場合、2009年大会で33年ぶりの出場を果たした青学大を超え、大会史上最長の“返り咲き”となる。「5年後の2024年に箱根駅伝に出ることが大事な目標ですが、その後の方が大事。10年後、15年後、20年後も箱根駅伝に出続けなければなりません」と上野監督はきっぱり話した。

 上野監督にとって、佐久長聖高時代の恩師の両角速(もろずみ・はやし)監督(53)が今年の箱根駅伝で東海大を初優勝に導いたことが大きな刺激になっている。「両角先生が東海大を日本一のチームにしたように、将来、私も立教を日本一のチームにしたい」と野望を披露。さらに「箱根駅伝の理念は『箱根から世界へ』。いつか、五輪や世界選手権で勝負できる選手を育てたい」と究極の目標を明かした。

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