王座奪還の村田、中3で若手プロ吹っ飛ばした「負けん気は、あの頃のまま」

試合後、控室で笑顔を見せる村田諒太
試合後、控室で笑顔を見せる村田諒太

◆報知新聞社後援 プロボクシング ▽WBA世界ミドル級タイトルマッチ12回戦 ○村田諒太(2回2分34秒 TKO)ロブ・ブラント●(12日、エディオンアリーナ大阪)

 魂の170発でねじ伏せた! 前WBA世界ミドル級王者の村田諒太(33)=帝拳=は、王者ロブ・ブラント(28)=米国=を序盤から連打に次ぐ連打で圧倒して2回2分34秒TKO勝利。復帰戦となった再戦で雪辱を果たし、265日ぶりにベルトを取り戻した。村田の戦績は15勝(12KO)2敗。

 大阪・進光ジムのトレーナーを務めていた2000~01年に村田を指導した渋谷清さん(51)=現KSボクシングスクール代表=はこの日、村田の勝利を会場で見届けた。

 00年初夏。中学3年生だった村田が「ボクシングがやりたいです」と1人でやって来た。ケンカよりも、ルールのあるスポーツに気持ちが向かい始めた頃だった。4回戦ボクサー同士のスパーリングで欠員が出た時、練習熱心だった村田にヘッドギアを着けて代役で起用すると、右ストレートで若手プロを吹っ飛ばした。その光景に度肝を抜かれた渋谷さんは、当時のトレーナー日誌を今も大切に保管している。

 「世界王座を奪った17年のエンダム戦同様、一度敗れたブラントに勇敢に立ち向かった村田の闘魂は素晴らしい。負けん気は、あの頃のままだ」と感慨深げに語った。(龍)

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